
今日は春のお花咲く新潟の角田山へお花見ハイキングです(2017.04.04)。
ルートと実績
角田浜海水浴場P(9:20)⇒桜尾根コース登山口(9:25)⇒灯台と桜尾根コース分岐点(11:20)⇒角田山(11:24)⇒観音堂(11:38-55)⇒角田山(12:05)⇒灯台と桜尾根コース分岐点(12:08)⇒五ヶ峠・浦浜コース分岐(12:24)⇒角田岬灯台(14:00)⇒角田浜海水浴場P(14:07)
1)歩行時間:4時間47分(休憩含む)
2)歩行距離:約7.1Km(AMBIT3 PEAKより)
3)累積プラス高度:約690m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:K-1+DFA24-70mmF2.8、KP+DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM
5)その他:連れ同伴
6)ルートマップ参照
昨年の4月に坂戸山に登った時、声を交わした登山者から角田山を紹介されましたが、その山名が思い出せず忘れかけていたところ、、「
Tomoの奥利根山歩き」のTomoさんの
山行録を拝見し記憶が蘇りました。早速、掲示板でアドバイスを頂き本日の山行。Tomoさんの山行から9日経ってしまったがユキワリソウやカタクリは、まだ元気だろうか?


上越国境は前夜雪であったようで早朝はチェーン規制。。土樽Pでは1時間半も足止めされてしまったが何とか9時過ぎに角田浜の駐車場に辿り着く(写真左上)。停車は10台程と少ない。頭上は雲に覆われなかなか日差しが届かない。快晴ならば灯台コースで登ろうと思ったが、お日様乏しく視界もいま一つなので、先ずは桜尾根コースで山頂を目指す。午後になればきっと天気は回復するだろう。日本海を眺め海の風を感じながら灯台コースを下って灯台(写真右上)に辿り着きたい。


桜尾根コースは非公式コース(私有地)の様でトイレの塀に掲げられた
案内板の地図には記載されていない。長靴を履いて黄色い傘だけ持った地元風の登山者?の後につづき402号線際の登山口の階段を登る。
事前に山行録を拝見していたのですが、登山口より3分登るとユキワリソウ群生地(写真左上、右上)。花数に圧倒されててしまい、もう此処に来た甲斐があったと思ってしまう。ただ、薄日が差し始めたばかりで目覚め始めた株が多く、且つ盛りを少し過ぎた個体が少し目立ちます(
ユキワリソウ1、
ユキワリソウ2)。


ひと登りするとカタクリ(写真左上)が咲き始めショウジョウバカマ(写真右上)にもお目にかかれる。ユキワリソウは山頂付近まで咲くが、メインはカタクリになる。


登山道際に咲くカタクリは昨夜の冷たい雨で元気な無くなったり雨による泥跳ねで汚れてしまった個体が多く可愛そう・・でも綺麗な個体に出合うとホッとしますね(写真左上、右上)。


ルート中盤にはエンレンソウ(写真左上)や
ミチノクエンゴサクに出逢えます。
スミレも咲き始めましたね。
キクサキイチゲの株も多いですが日差しが乏しいので開きません。
あの黄色い沈丁花の様なお花は・・・
オニシバリかな。灯台コースに合流する直前のヤセ尾根にはキクバオウレンの群生(写真右上)があり目を奪われました。


キクバオウレンの群生を過ぎると灯台コースと合わせ角田山山頂(写真左上)に辿り着きます。山頂辺りには
健養亭と言う小さな小屋が建ち数名の登山者が寛いでいます。山頂をまっすぐ越えて500m程稲島コースを進み観音堂の広場(写真右上)まで歩きます。新潟市街から越後の山々の展望が開けるようですが今日は生憎霞んでます。ベンチに座って昼食をとります。


角田山山頂に戻り、
桜尾根ルートを右に見送って木道を進み角田岬灯台を目指します。古びた三望小屋(写真左上)を越え
五ヶ峠・浦浜コースを見送って灯台コースを進んで行く。ここまで日差しは乏しく薄日程度であったが、やっと青空が広がって来た!!(写真右上)。


桜尾根コースに比べて花が少ないと感じていたが、五ヶ峰・浦浜コース分岐を過ぎると尾根の両側にカタクリが沢山咲き始める(写真左上、写真右上)。

日差しを浴びて輝くカタクリ。


美人のカタクリ(写真左上)。開花したキクサキイチゲ(写真右上)にやっと出会えました。

尾根際の斜面には
カタクリとユキワリソウが競うように咲いています。なかなか足が進みません(写真上)。

尾根際の斜面には綺麗なユキワリソウが沢山咲いてます。ズームで引き寄せます。


お花を散策しながら
小さなピークを越えると一気に展望が開け日本海やこれから下っていく尾根が良く見える(写真左上)。やがて
ゴツゴツした岩の斜面、、、これを下って岩稜のヤセ尾根を進み(写真右上)、
何度か小さく登り返す、、そして、
下って来た斜面を振り返る、、、何とも心地よいコース。

小さなピークを3度ほど登り返しただろうか。。
薄っすらと見える佐渡島を眺めながら歩くと角田岬灯台が見えてきた(写真上)。
潮風を浴びながら灯台へゆっくり下って、
灯台を見上げたら、浜辺へ・・
駐車場へ戻った。
ユキワリソウやカタクリの花数には圧倒された。キクバオウレン、エンレンソウも綺麗であった。お花見だけでも十分満足だったが、日本海を眺めながら角田岬灯台へ下るコースは、更に本山行を引き立ててくれた。
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撮影した写真のアルバム
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