
谷川連峰の稜線が紅葉の様だ。朝日岳を越えて蓬峠まで歩こう(2017.09.29)。
ルートと実績
土合橋駐車場(5:29)⇒平坦地・1154m(6:29-30)⇒松ノ木沢の頭(7:16-24)⇒白毛門(8:07-12)⇒笠ヶ岳(9:05-07)⇒朝日岳(10:19-42)⇒ジャンクションピーク(11:00)⇒池ノ窪(11:59)⇒清水峠・白崩避難小屋(12:21-26)⇒七ツ小屋山(13:16-21)⇒蓬ヒュッテ(13:57)⇒蓬峠(14:02)⇒白樺避難小屋(14:45)⇒巡視小屋(16:00)⇒土合橋駐車場(16:58)
1)歩行時間:11時間29分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約24.6Km(AMBIT3 PEAKより)
3)累積プラス高度:約2180m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:K-1+DFA24-70mmF2.8、KP+DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
昨年は紅葉の季節に谷川岳から蓬峠へ歩いた。今年は朝日岳経由で蓬峠へ歩きたいと思っていた。谷川の稜線は先週末より紅葉が見頃とのことでチャンス到来である。ただ、前日は結構な雨が降り寒気と強風も予想された。
マウンテンフォーキャストで確認すると谷川岳の天候は風速25Km/h(風速8m程度)、日中は晴。思った程の強風ではない見込み・・山行を決定する。
土合橋駐車場に夜明け前の3時半に着けたが、またまた睡魔に負けて出発が5時半になってしまった。日没前に戻ってこられるか少々不安であるが朝日岳到着時間で判断すればよいだろう。樹林帯を黙々と登り2時間弱で谷川岳が良く見える松ノ木沢の頭着。白毛門直下から稜線は紅葉に彩られたが、笠ヶ岳から朝日岳間は一時的に空は広く雲に覆われ日差し無く残念。朝日岳へは10時19分着。このまま雲が晴れそうにないなら土合へピストンで戻ろうと思ったが、一気に雲が払われて清水峠側に下ること決定。今日のペースならば日没までには土合へ戻れるだろう。


いきなりの急勾配をひと登りすると木々間から朝陽あたる谷川岳(写真左上)。早月尾根を連想するような根っこと岩の急勾配(写真右上)。


登山口より2時間弱で松ノ木沢の頭着(写真左上)・・谷川岳が良く見える。この先は展望良く楽しい登り、ジジ岩、ババ岩(写真右上)等を眺めながら進みます。

白毛門直下まで登ると笠ヶ岳・大烏帽子が見え始め、稜線は綺麗な紅葉(写真上)。
白毛門から笠ヶ岳に続く稜線、先ほど私を追い抜いて行った
女性のトレランナーが早くも下山・・・午後から所用とのこと時間が無くて残念ですね。

谷川岳~武能岳と白毛門山頂(写真上)。遠くの山も良く見える・・・
榛名山・奥秩父・富士山、
赤城山、
武尊山・袈裟丸山、
燧ケ岳・至仏山、
日光白根山、
浅間山・八ヶ岳・南アルプス。


カエデは落葉も目立つ(写真左上)・・・昨日の雨の影響かな。真っ赤なツツジと笠ヶ岳・小烏帽子(写真右上)。

笠ヶ岳に登攀途中で振り返って白毛門を展望(写真上)。


登山口より3時間半ほどで笠ヶ岳着(写真左上)。だが、、越後側から急速に雲が広がって日差しを完全に遮った・・・残念。朝日岳へ連なる稜線も紅葉が綺麗だが・・日差しがほしい(写真右上)。

登山口より5時間弱にて朝日岳へ辿り着いた。祠の辺りでザックをおろし食事をとりながら一息つく。晴れそうもなければ土合に戻ろうと考え始めたが、祠で休む登山者が湯沢辺りの街を指さして「街が晴れて来た、ここもすぐに晴れるだろう」と言う。確かに・・・すると・・・わずか数分で赤城山辺りまで覆っていた雲が後退して頭上まで晴れて歩いてきた稜線や谷川岳まで日差しが届き始めた(写真上)・・・ラッキー!!脚はまだヘタっていないので当初予定通り蓬峠を目指すこととする。
朝日ヶ原から先は未踏の道。谷川岳を眺め、紅葉を眺め、見るものが初めてなので色々な光景に出逢え楽しい。
ジャンクションピークを越えると朝日岳の祠に居た登山者と一言二言、私より少し年配かな?蓬新道を下ると言う。私は・・頑張って後ろからついていきますと言うと、彼は何度も立ち止まり写真を撮りながら私の姿も確認してくれたようだ。七ッ小屋山で再び追いつくと、土樽の電車(18時)には早いのでお腹を満たすと言う。私はお礼を言って先に進み。蓬峠へ14時2分。ここからは新道で10km程黙々と歩き17時少し前に土合橋へ帰還。

朝日ヶ原の木道を歩いて小高いジャンクションピークに向かう(写真上)。ここは3年前の6月に赤城さんに初めて連れて行って頂いた。あの時はチングルマが沢山咲いていた。

ジャンクションピークへ登っていくと朝日ヶ原の池塘の先に尾瀬や日光の山並みが連なります(写真上)。背後には
朝日岳の綺麗な山腹と谷川岳への縦走路、苗場山の展望。

ジャンクションピークを越えると巻機山へ連なる稜線の山々が紅葉で綺麗だ。背後には越後・会津・尾瀬の名山の山並(写真上・・・こちらは
拡大山名付)。

ジャンクションピークから下って来た稜線は紅葉で綺麗です(写真上)。

清水峠へ大源太山・七ッ小屋山を眺めながら下っていきます(写真上)。右の登山者は蓬新道へ降りられる登山者。赤シャツの方は蓬ヒュッテ泊だそうです。この辺りから眺める
谷川岳は紅葉越しで綺麗です。


池ノ窪着(写真左上)・・・初夏にはどんな花が咲くのだろう。鉄塔から清水峠へ(写真右上)。


清水峠に建つ白崩避難小屋(写真左上)。送電監視所から朝日岳を仰ぐ(写真右上)・・・ずいぶん下ってしまったね。

七ッ小屋山への登り返し途中で朝日岳と清水峠を振り返り一息(写真上)。


ひと登りすると七ッ小屋山へもうすぐ、手前の池は猫池?(写真左上)。大源太山がとても近い(写真右上)。

七ッ小屋山手前で振り返って、笠ヶ岳・朝日岳と歩いてきた稜線を眺める(写真上)。良く歩いてきた。
綺麗な紅葉を越えて七ッ小屋山着(写真上)・・・万太郎山、仙ノ倉山も良く見える。ここで蓬新道へ下る方が休憩中で言葉を交わす。土樽からの電車は18時なのでゆっくり下るようだ。お礼を言ってピークを後にする。

七ッ小屋山から連なる笹の稜線は蓬峠を経て谷川岳へと登り返していく(写真上)。ここを登り返せる機会はあるのだろうか?


一ノ倉岳からの険しい稜線が真っ赤に染まっている(写真左上)・・登山道があるように見える。蓬ヒュッテ着(写真右上・・・
こちらワイド)。右に行けば蓬新道の様だ。いつか歩いてみたい。


蓬ヒュッテ近くの池塘越しに白毛門・笠ヶ岳・朝日岳(写真左上)・・・この光景も見納めです。蓬峠の分岐着(写真右上)・・・ここで左側を行き稜線を下りる。
あとは延々と約10Km(
昨年の山行後半を参照)歩き土合橋の駐車場へ戻る。
総時間11時間29分、累積プラス高度約2180m。いっぱい歩いて登ったが、思った程疲れなかった。気候良く、展望・紅葉が綺麗だったからかな。次回はお花の季節に歩きたいものだ
久しぶりの燧ケ岳。。天気良く、草紅葉も綺麗。剱岳以降、疲れが残ったのか?体がだるかったが今日はまずまずの歩きが出来た。
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