
丹沢山地の西部に位置する菰釣山と鳥ノ胸山を山伏峠より目指す山行(2020.12.07)。
ルートと実績
山伏トンネル北口(7:24)⇒大棚ノ頭(7:45)⇒大棚ノ頭巻道分岐(7:49)⇒07:49⇒要所小屋ノ頭(7:58)⇒石保土山(8:18-24)⇒西沢ノ頭(8:41)⇒樅ノ木沢の頭(8:54)⇒油沢ノ頭(9:12-13)⇒ブナノ丸(9:33)⇒菰釣山(9:50-10:06)⇒菰釣避難小屋(10:22)⇒ブナ沢乗越(10:26)⇒ブナ沢ノ頭(10:37)⇒中ノ丸(10:56)⇒城ヶ尾山(11:21)⇒城ヶ尾峠(11:26-29)⇒破線ルート分岐⇒大界木山(11:47-49)⇒破線ルート分岐(11:55)⇒浦安峠(12:14)⇒平指山(12:34)⇒雑木ノ頭(12:45)⇒鳥ノ胸山(13:13-24)⇒道の駅どうし(14:11)
1)歩行時間:6時間47分(休憩含む)
2)歩行距離:約16.3Km(沿面)
3)累積高度:約1150m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4+TAMRON24mmF2.8/35mmF2.8,α7R3+TAMRON70-180mmF2.8
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
先月初旬に大岳山や伊豆ヶ岳を歩き、体力が戻ってきたことを実感した。去年並みの長いルートは無理だが未踏で展望の良いルートを積極的に歩きたいと思った。
11月は秀麗富嶽十二景の未踏山を五座歩いたが、丹沢西部に聳える菰釣山(こもつるしやま)と鳥ノ胸山(とんのむねやま)も富士の展望が良いと聞く。今回は「道の駅どうし」に車で着け、一番のバスに乗車して山伏峠下車、甲相国境尾根を歩き、菰釣山と鳥ノ胸山の山頂を目指します。
山伏峠より菰釣山へ向かう

道の駅近くの「中山」のバス停から6時58分の一番バス乗車し山伏峠バス停下車、トンネル北口から山中に入ります。
数分で石割山からの登山道に出合い、大棚ノ頭を目指します。木々間から富士山と霧のかかった山中湖が確認できます(写真上)。

樹林に囲まれた大棚ノ頭を越えて甲相国境尾根を北東に進み菰釣山を目指します。尾根を歩き始めると右手の展望が開けて箱根の山々が展望できます(写真上)。よく見ると右奥には天城の山々も確認できます。

今回歩いた甲相国境尾根の区間は菰釣山のピーク以外展望が開けません。しかしながら尾根に茂る美しいブナの木々間から周囲の山々を展望する様は心地よいですね(写真上・・・御正体山が見えます)。

木々間から仰ぐ富士山(写真上)。二日前に少し雪が降ったようですね。

歩いて来た尾根で振り返るとブナの樹林の先に富士山が展望できる(写真上)。
菰釣山の展望

山伏峠より2時間半、、7つの小ピークを越えて
展望の良い菰釣山へたどり着く。南西側が大きく開けて越前岳、富士山、南アルプスが展望できる(写真上)。

富士山をクローズアップ(写真上)。

南アルプスは聖岳から塩見岳付近まで良く見える(写真上)

木々間より大室山(写真上)。

奥多摩の御前山と大岳山に挟まれて日光の山がわずかに確認できる(写真上)。その左側には
石尾根と三頭山です。
鳥ノ胸山を越えて下山

菰釣山の山頂をあとに菰釣山の避難小屋に下ります(写真上)。避難小屋の少し手前からは
丹沢の檜洞丸や蛭ヶ岳が確認できました。

ブナ沢乗越から中ノ丸へ登り返すと富士山と菰釣山のツーショット
(写真上)。

甲相国境尾根は大界木山まで歩き折り返し、破線ルート経由で浦安峠へ下ります。破線ルートの入口は踏み跡があり明瞭でしたが4分程先で右側の小さな支尾根に乗り換える地点が分かりにくく注意が必要です(支尾根へは直接行けず十数メートル程先から右に折り返すようにトラバースして支尾根に移る)。
支尾根に移れば痩せた尾根(写真上)を15分ほど歩き浦安峠へ下れます。

浦安峠から平指山と雑木ノ頭のピークを越えて約1時間にて鳥ノ胸山へたどり着きました。山頂直下は
針葉樹林の急登で脚に堪えましたが富士山が迎えてくれました(写真上)。こちらは
富士山のクローズアップ。

三ツ峠山の左右には僅かですが南アルプスの山々が展望できる(写真上)。

今日の富士山は朝から全く遮られることのない最高のコンディションでした。今日は綺麗な夕焼けと富士山が楽しめそうですね。最後に山頂と富士山をカメラに収めて(写真上)、「道の駅どうし」に下りました。
菰釣山と鳥ノ胸山からの展望とブナ林の甲相国境尾根歩きは思った以上の満足感だった。
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