
晴れを求めて10年ぶりに越後駒ヶ岳へ(2023.08.09)。
ルートと実績
枝折峠駐車場(5:58)⇒大明神⇒明神峠(6:24)⇒道行山(7:13-17)⇒小倉山(7:57)⇒百草ノ池(8:35-43)⇒前駒(9:21)⇒駒ノ小屋(9:47-50)⇒
越後駒ケ岳(10:11-22)⇒駒ノ小屋/水場(10:39-11:10)⇒前駒(11:29)⇒百草ノ池(11:51)⇒小倉山(12:21)⇒道行山分岐(12:54)⇒明神峠(13:45)⇒枝折峠駐車場(14:10)
1)歩行時間:8時間12分
2)歩行距離:約15.5Km(沿面)
3)累積高度:約1455m(iphone13)
4)カメラ:α7R4他
5)レンズ:FE20-70mmF4G,FE70-200mmF4G2
6)その他:単独
7)ルートマップは2013.09.09(越後駒ケ岳)と同じです。
台風6号の影響で関東甲信越は天気が悪く、晴れているのは越後付近のみ。週末以降は台風7号の影響がありそうなので、この機会を逃すと当分、山行はお預けの予感です。
と言うことで本山行。。巻機山や苗場山も候補に上がったが、南側からの雲がかからないように上越国境から少し離れた越後駒ケ岳へ10年ぶりに登ることにした。
序盤から風は吹いていたが、背丈を越える樹林帯は想像以上の暑さでリタイヤを考える程の辛さだった。でも前駒(1763m)まで登ると森林限界を越えてややつよい風・・蘇りました。巻機山や苗場山辺りから南側は終始雲がかかっていましたが、山頂からは日本海や越後・会津の山々の大展望。復路は更に気温が上がって前駒を下ると再び辛くなった。駒ノ小屋の水場(小屋直下の沢)で水分補給をしなかったら危なかったでしょうね。

5時半に枝折峠駐車場に着ける。思ったほど駐車場は混んでおらず5割程度、すでに出発した登山者が多く人影は少ない。歩き始めると早々に滝雲ポイント、10年前に歩いた時は雲海が観られたが、今日は快晴で全く滝雲は無く、荒沢岳から会津駒ヶ岳山並みが眩しくクリアに展望できる(写真上)。なお、会津駒ヶ岳の手前に見える湖は
奥只見湖でしょうか。

明神峠を越えると、これから歩く小刻みなアップダウンの尾根が蛇行して連なり、その先には高々と越後駒ヶ岳が聳える(写真上)。

道行山や小倉山を越えて進んでいくと気温が徐々に上がってくる。背丈を越える低木は風を遮り、頭上からの強い日差しは遮らない。蒸し暑さで稀に見る辛い登りだったが、前駒まで登ると、隔てるもののない風吹く尾根道、、頭上には駒ノ小屋のアンテナが僅かに見え始めて元気を取り戻す(写真上)。

枝折峠より3時間50分程で駒ノ小屋。ここまで登れは山頂までは僅か、綺麗に咲くハンゴンソウ(写真上)や
ヤマオダマキを鑑賞して息を整える。

歩き始めて4時間15分、
ヤマトタケルノミコト像が置かれた越後駒ヶ岳登頂(2度目)を果たし目前に迫る八海山を展望する(写真上)。

左側には越後三山最高峰の中ノ岳が聳える(写真上)。その背後の巻機山や上越国境の山々は雲がかかるが南側以外は好天。暫し、展望を楽しむ。
1)
守門岳・浅草岳
2)
荒沢岳・会津駒ヶ岳
3)
弥彦山・角田山の背後には佐渡島

山頂の展望を堪能したら、ユックリと駒ノ小屋へ下る。今年は猛暑の影響なのか・・・高山植物が少なく感じられた。それでも、山頂付近はコバイケイソウ(写真上)や
キンコウカで華やか。少し下の沢際にはモミジカラマツと思われる花が大群生していた。

駒ノ小屋に戻って管理人さんと言葉を交わす。
水場は3分程下った沢沿いとのこと、水を補給して軽食を摂りながら一息です。小屋からは、これから下る尾根道が良く見えて下山口の枝折峠付近の白いコンクリート壁も確認できた。復路は更に気温が上がって、辛くて長い道のりだったが
ヨツバヒヨドリや
オヤマリンドウ等のお花を鑑賞しながら3時間を要して辛くも下山。
総時間は8時12分。7時間半程度で往復できると思ったが甘かった。でも、思った通りの好天で前駒から山頂までは風心地よく展望も良くて大満足。
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