
ダイエット目的で自宅付近の里山を歩き始めて8カ月。体重の方は目標の-15Kgには届かず未だ-9Kg前後で膠着状態。この壁を何とか破らねばなりません!
さて5月の嵐歩の会はGWの真っただ中に決行! 場所は東京最高峰の雲取山(1泊2日)です。参加者はカザさん、ミラさんと私の3名。黄砂で見通し最高とは行かないものの何とか天気は持ちこたえ、雲取山初登頂!奥秩父の重厚な森林帯と石尾根歩きを楽しみました(2011.05.02-03)。
ルートと実績
1)5/2(月) 歩行時間:4時間22分、歩行距離:9.8km、累積高度:1169m(→3D)
西武秩父駅バス停(9:10)・・・・バス乗車・・・三峰神社バス停(10:25)
三峰神社バス停(10:27)⇒一の鳥居(10:40)⇒霧藻ヶ峰休憩所(11:51-12:15)⇒前白岩の肩(13:09)⇒前白岩山(13:32)⇒白岩小屋(13:51-14:13)⇒白岩山(14:33-14:50)⇒大ダワ(15:30-15:40)⇒雲取山荘(16:04)
2)5/3(火) 歩行時間:7時間30分、歩行距離:22.7km、累積高度:729m(→3D)
雲取山荘(6:00)⇒雲取山(6:26)⇒小雲取山(6:54)⇒七ツ石山(8:00)⇒鷹ノ巣山避難小屋(9:22-10:46)⇒鷹ノ巣山(11:10)⇒もえぎの湯(15:05)
3)参加者:カザさん、ミラさんと私の3名
西武秩父駅からバスで三峯神社の登山道を目指す


8時39分
西武秩父駅到着、同伴のミラさんと改札を出ると、カザさんは一つ前の特急で既に到着済み、3名は9時10分発の三峯神社行きのバス停に並びました。そして1時間40分後、バスは
秩父湖を右に見送ると500mも急登し・・・無事、標高1100mの三峯神社バス停着。。登山道に向かうと綺麗な
アズマシャクナゲが歓迎してくれました。
一ノ鳥居から雲取山登山道から霧藻ヶ峯へ


シャクナゲを眺め案内に従い、右に進み神領三峰民家を左に見送ると
一ノ鳥居。ここを潜ると雲取山・妙法ヶ岳への山道、しばらく進んで行くと妙法ヶ岳への路を二度左に見送り、道は徐々に急となります。そしてひと登りして
地蔵峠を越えてアセビの咲くピーク(霧藻ヶ峰)に到達です。すぐ先には
秩父宮様のレリーフを見上げて
霧藻ヶ峰の休憩所着です。ここの茶屋で昼食を取り息を整えました。
白岩山を越え雲取山荘へ




霧藻ヶ岳からは一旦下りお清平。ここから急登となり鎖や
階段を経て前白岩山の肩を越え
前白岩山へ到達。そして、その先の
白岩無人小屋ではミルクティを頂き小休憩をとりました。
そして苔むした岩の斜面に咲く
バイカオウレンを鑑賞しながら登り切ると本日最高峰の
白岩山です。山頂には人懐っこい
ニホンジカが3匹ほどおり、癒していただきました。
ここまで登れば、もうひと頑張り、、芋木ノドッケを右に巻いて 大ダワ、男坂と進み、大昔には風呂に入れたと言う
雲取ヒュッテ(閉鎖)を見送れば直ぐに
雲取山荘到着です。ここで初めての山小屋泊となりました。
二日目・・・山荘よりご来光! 雲取山頂を目指す

さて二日目、、4時30分の朝食を済ませて、冷え込んだ山荘前でご来光を待ちます。今日は難しいかなあ・・・と思いながら待つこと約10分、、雲の切れ間からお日様を仰げました!
朝食後は、ゆっくりとコーヒーを頂いてから出発、、、田部重治氏レリーフ辺りで振り返ると山荘の背後には芋木ノドッケが良く見えました。
雲取山山頂に立つ3人・・・石尾根を眺める




山荘をあとに山頂に向かいます。急な坂は残雪でぬかるむ部分もありますが難儀はなく、30分足らずで標高2017mの雲取山に登頂。各自(カザさん、ミラさん、私)雄姿をシャッターに収めました。山頂は一等三角点や方位盤など置かれ展望に優れますが、今日は黄砂の影響で富士山等の遠くの山は仰げず少々残念。南側の避難小屋へ悔しい気持ちで向かうと、これから歩く石尾根の稜線が一望で感動しました。
石尾根歩き・・・七ツ石山と鷹ノ巣山を越えていく




雲取山を越えてしまえば越えるピークは七ツ石山と鷹ノ巣山のみで巻き道を選びます。但し、距離は20Km強の長丁場です。
石尾根歩きは気持ちが良く、小雲取山を下った先の1813mの小ピークから眺める奥多摩小屋や七ツ石山方面の景色はカラフルテントとヘリポートがとても印象的でした。
そして、苦しい七ツ石山を越えて本日のメインイベント・・・鷹ノ巣山避難小屋での昼食となりました。各自食材を持ち寄って、ドライカレー、ノンカップ味噌ラーメン
、なめこ汁、マグロステーキ(缶詰)、本格紅茶二杯・・・
お腹をいっぱいに満たしたら・・雲取山等を眺めながら何とか鷹ノ巣山に辿り着きました。
鷹ノ巣山は解放感のある展望に優れた山ですね。。。今日の視界は霞んでますが、次回は是非ともリベンジしたいですね。
奥多摩もえきの湯を目指し下って行く

鷹ノ巣山をあとに一路、もえぎの湯を目指しましょう(早くお風呂に入りたい)。でも遥か向こうに見えるのは小河内ダム。ゴールまでは長いです。
疲労してきた脚には距離10Kmと標高1300mの下り堪えますので猿の腰掛や草花(ハシリドコロ、コガネネコノメソウ?、ヒゲネワチガイソウ?、モミジイチゴ?、これは何と言うはなかなあ・・)を鑑賞しながら無理せず歩きましょう。
そして、鷹ノ巣山から約4時間・・・下り坂の天気予報通りポツン、ポツンと雨が降り出したころ、もえぎの湯に到着です。思った通りの混雑でゆっくり待って入浴です。そして最後はいつものこの通り。二日間の汗をすっかり流して今回の嵐歩の会も上がりとなりました。お疲れさまでした!
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