
今日も国道299号を走り正丸トンネルを抜けます。峠を越えるのは電車も含めて今月6回目、ハイキングだけではありませんが良く通うものです。そして今日の停車は定番の芦ヶ久保・道の駅です。
久々の陽ざしで見通しもまずます。二子山から武川岳を縦走して武甲山を眺めたいと以前より考えておりましたので、今日はこのルートを歩き伊豆ヶ岳経由で正丸駅に下山したいと思いました(2011.05.31)。
ルートと実績
芦ヶ久保道の駅(8:46)⇒二子山雌岳(10:03)⇒二子山雄岳(10:11-20)⇒焼山(10:52-56)⇒蔦岩山(11:42)⇒武川岳(11:58-12:08)⇒前武川岳(12:18)⇒山伏峠(12:53)⇒伊豆ヶ岳(13:30-38)⇒正丸峠(14:14)⇒正丸駅(14:55)
1)歩行時間:5時間33分(休憩等含まず)
2)歩行距離:約15.1Km
3)累積プラス高度:約1350m
4)歩行形態:単独
5)ルートマップ参照
注)GPSロガーには誤差がございます
出会ったハイカー:武川岳山頂:1名、五輪山付近:3名(若者のグループ)
芦ヶ久保・道の駅より沢コースで二子山山頂を目指す




道の駅から
登山道の標識に従い進むと、西武線の南側に通じる
トンネル、これを潜ると登山道です。
「二子山周辺・・熊目撃情報たびたびあり・・注意!」との事、熊鈴が良くなることを確かめ進みます。
少し登って沢側に入ると、昨日までの台風2号の
雨水が沢道に流れ込む所があり、滑らぬように越えて行きます。そして、滑りやすい丸太橋などを渡りながら
ガレ状となった沢を奥深く登って行きます。水量が多い沢水の音で熊鈴は熊には全然聞こえないでしょう!少し不安を感じながら、少し急いで沢から尾根に上って進みます。
やがて
二子山雌岳直前のロープの急勾配となり、ここを両手を使って登り雌岳に到達、すぐに下って登り返せば展望の良い
二子山雄岳です。山頂すぐ右の見晴ポイントからは、
武甲山や
秩父市街が一望、、南東の見晴ポイントからは、これから向かう
伊豆ヶ岳方面を眺めます。
武川岳へ縦走・・・ぱっと開ける眺望の焼山が気持ちいい




山頂からの急坂を下れば小さなアップダウンの続く広葉樹林の新緑
尾根道です。この尾根を縛らす進むとロープで攀じ登るような急勾配、これを登り切ると解放感抜群の
焼山山頂です。右手には武甲山が迫り、振り返れば
二子山が間近、秩父盆地も奥武蔵の山々も広く見通せます。
そして焼山を後に
尾根道は続き、両手の必要な岩混じりの急勾配等で高度を上げて最後は見上げる様な大きな岩場を巻いて登ると其処が手作り山標のある
蔦岩山です。
さらに蔦岩山を緩やかに下って進み、左側に緩やかにカーブする稜線を見上げ登って行くと20分足らずで本日最高点1051mの
武川岳です。
南側の視界が開けた広い山頂は今日初めて出合うシングルハイカーが昼食中。私も昼食をとり会話を交わすと・・・「芦ヶ久保から登り下山は、げんきプラザ経由で正丸駅へ行く、70歳オーバなので伊豆ヶ岳までは行かない」・・・との事で先に下山していきました。
私も70歳オーバでもここを歩きたいものだ。。。。そんな事を思いつつ
前武川岳まで下り山伏峠を目指しました。
山伏峠から伊豆ヶ岳へ登り正丸峠から正丸駅へ下山




山伏峠へは約2Km、、針葉樹と明るい広葉樹の境界を真直ぐ下って高度を400m以上落とします。途中、視界が開けこれから登り返す
伊豆ヶ岳を眺めるとやがて
山伏峠に到達、車道反対側の登山道です。
右に穏やかに回り込み
鳥居と祠を過ぎると伊豆ヶ岳への登りが始まり、2度3度と短く急登。そして
木々が倒れた幅の狭い道などを通り壊れた木段やずり落ちそうな急坂を越えれな
伊豆ヶ岳山頂です。青葉が茂り解放感は有りませんが、木々の間からは今歩いて来た
蔦岩山から武川岳の稜線や、わずかに山頂を覗かせる武甲山等が見えます。
時刻は13寺30分なので子ノ権現がら西吾野駅下山も十分可能かな・・・色気が出ましたが、雲行きを考え自重。。・当初通り
正丸峠から
茶屋の裏の急勾配を下って沢道から下山します。増水で
雨水が流れる沢道は細心の注意で歩き何とか沢道を抜け舗装道出合。・
馬頭観音を見送り
正丸駅に無事下山です。あとは電車で芦ヶ久保まで移動して車に戻って家路につきました。
見かけた草花等






上段1⇒マムシグサの実・・・
これは花、、、秋になれば真っ赤に色ずくでしょう
上段2⇒白い小さな花が沢山・・・ウツギです
上段3⇒こちらはガクウツギ、、アジサイの仲間の様です
上段4⇒焼山の山頂に咲くツツジ・・黒い蝶が舞っておりました
下段1⇒こちらも焼山の山頂に咲いておりました・・・オオツクバネウツギ
下段2⇒正丸民家の軒下に咲くオダマキ
下段3⇒こちらは民家の石垣に咲くユキノシタ
下段4⇒ユキノシタと同じ場所に咲いておりました・・フウロソウの仲間かな?
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