
7月も終盤を迎えました。今月は昨年登頂を果たせなかった鳥海山を目指したかったが、4度の機会はことごとく天候に見放された。また、後半は太平洋高気圧が弱まって甲信越の山々の天候も崩れることが多く、ニッコウキスゲの尾瀬も行かず仕舞いとなった。さて、今日は何処行こうか?
10日程前に登った蓼科山ではガスが上って北アルプスの展望が叶わなかった。。。やはり久しぶりに北アルプスの山並を展望してみたい。それでは日帰りが可能であろう常念岳まで登れば穂高や槍の展望が目の前に広がることだろう・・・(2013.07.28)。
ルートと実績
駐車場(4:49)⇒一ノ沢登山口(5:05-07)⇒常念乗越(8:08)⇒
常念岳(9:23-10:09)⇒常念乗越(11:01)⇒一ノ沢登山口(14:01-03)⇒駐車場(14:18)
1)歩行時間:9時間29分(休憩含む)
2)歩行距離:約16.6Km(eTrex30より)
3)累積高度:約1670m(eTrex30より)
4)その他:単独
5)ルートマップ参照
一ノ沢登山口から徒歩15分程手前の駐車場(20台程度)に車を停めます。その数分先にも同規模の駐車場がありますが、利用できる駐車場が小さいのでシーズンの週末は要注意です。
登山口からは
沢沿いの緩やかな道が続きます。早朝は薄暗くやや単調に感じますが90分程登ると沢沿いの道の勾配が増し始め振り向けば
浅間山が展望でき高度を稼いできたことを実感できます。
胸突八丁に達すると急勾配となり一旦、沢を離れます。高山植物が一気に増え、小屋泊まり
ハイカーも次々と下山してくるので道は賑やかになって来ましたネ。そして再び沢と合わさり最終水場を越えてジグザクに40分登れば頭上の視界が開け
目指す山頂の稜線が目に飛び込みました

稜線上のコル(常念乗越)まで進むと、そこには常念小屋が建ち沢山のハイカーが休憩をとってます。その背後には槍ヶ岳や穂高連峰の山並が広がりますが、
頂上付近は雲で覆われ絶景を遮っています。気を取り直して
左手のガレの斜面を登り常念岳を目指します。肩まで登って振り返ると
赤い屋根の常念小屋の建つ常念乗越を見えますね。更に進むと目指す
常念岳山頂を初めて捉える事ができました。

大きな岩が積み重なった
狭い山頂には祠と方位盤があり撮影待ちの行列です。私は山頂の先の一段下がった岩場にザックを下ろし雲に隠れた
穂高連峰や槍ヶ岳、
蝶ヶ岳への縦走路や
登ってきた稜線を眺めながら昼食をとりました。山頂では50分程粘りましたが穂高や槍にかかった雲が最後まで切れることはなく。。。残念ではありますが・・・北アルプスの展望はまたの機会と言うことで
賑わう山頂をあとに下山開始です。
帰路は1時間ほど通り雨に遭いましたが、お花を沢山撮りながらハイカーの流れに合わせてゆっくりと下山しました。
そして、、その出会った草花。。。
今回も高山植物が沢山咲いてました。下記アルバムよりご覧ください。
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撮影した写真のアルバム
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