
10日前に見た小持山のアカヤシオの蕾はまだ咲いているだろうか?今日は秩父・浦山口駅から武甲山を越えて・・・小持・大持山の岩稜に咲くアカヤシオを目指しました(2014.05.02)。
ルートと実績
浦山口駅(6:37)⇒札所28番橋立堂(6:47)⇒橋立林道登山口(7:27)⇒長者屋敷の頭(8:30)⇒武甲山(9:12-20)⇒シラジクボ(9:40)⇒小持山(10:16-24)⇒大持山手前の展望ポイント(10:45-46)⇒大持山(10:59)⇒大持山東の肩(11:04-10)⇒横倉山(11:17)⇒ウノタワ(11:33)⇒横倉林道登山口(12:07)⇒名郷バス停(13:04)
1)歩行時間:約6時間27分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約16.9Km(eTrex30より)
3)累積プラス高度:約1490m(eTrex30より)
4)その他:単独
5)ルートマップ参照












沢筋の林道から急登して展望の良い尾根へ登る浦山口からのルートを歩きたくなり、今日は薄暗い日の出前に家を出て高麗駅から
西武秩父駅、
御花畑駅を経て、
浦山口駅へ6時半過ぎに下車。奥秩父の山々には朝陽が当たり空は真っ青です。
先ずは
札所28番橋立堂を経て沢(橋立川)沿いの林道を奥に進みます。今年初めて見る
ウツギの花や
清流を眺め歩き、一旦
林道は沢から山腹を行き再び沢が近づくと林道(橋立林道)は
終点・・・ここが登山口です。登山道に入ると程なく、老朽化して渡れない木橋下の沢を丸太橋で越えるポイントがあります(
2012年の写真)。今年は
大雪で木橋が完全に崩壊して丸太橋も寸断されてます(残雪あり)。黄色のテープが張られて危険と書かれていますが、自己責任でここを越えて急な植林帯斜面をスイッチバックしながら登って行きます。
そして標高250m程を一気に稼ぎ、息を切らせながら尾根に立ちます。すると目の前には
若葉のコナラ・カラマツ等の樹林帯が鮮やかに広がり・・・この劇的変化が何とも心地よいです。ここより尾根筋の道は長者屋敷の頭まで続き、途中、
小持山や痛々しい採掘現場が展望でき、
ヤマザクラも点々と茂ります。(残念、、葉桜)
長者屋敷の頭には右手にシラジクボへの分岐があり、左には廃路となった登山道が伸びていたようです。展望はなく地味ですが、この地名の云われを含め心引く地点でもあります。一息入れたら樹林帯を直登し程なく、南西の展望が開けてきました。
奥秩父の山々が展望でき(こちら
山名付き)、その先では両神山や浅間山も展望できます。そして再び樹林帯を行き、カラマツの新緑が現れると直下の十字路に至り、毎度のように御嶽神社の奥にある
武甲山頂展望台に立ちます。今日はまずまずの展望で
群馬や日光の山々まで何とか見通せますね。













展望台を後にして直下の十字路に戻ります。
カタクリがまだ咲き、
コガネネコノメも咲き始めました。シラジクボの鞍部まで下って行くと
ニリンソウ、
ミツバツチグリ、
フデリンドウ・・・すっかり春の装いです。登り返す小持山の山頂部を仰ぐと濃いピンク色が微かに確認できますね!そしてルート一番の苦しい勾配を越え小持山山頂に立ちました。山頂に咲くアカヤシオ(
写真1、
写真2、
写真3、
写真4)を眺めながら一息つき、岩稜に点々と咲くアカヤシオ(
アカヤシオと両神山@ビューポイント)を仰ぎながら大持山を越えて東の肩へ歩き、昼食をとりました。
今日は16時から野暮用があり、ウノタワ辺りから名郷へ下らねばなりません。いつかは有間山を越えて棒ノ嶺や川苔山辺りまで歩きたい。。。その為にはもう一段の脚力が必要ですね。
東の肩からは鳥首峠方面へ下って、綺麗な
ミツバツツジ咲く
新緑の尾根を進みウノタワに到ります。
ここからはガレた勾配や
沢に残る残雪を越えて
横倉林道へ下って
約1時間歩き、
名郷バス停へ辿りつきました。
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