
冬型の気圧配置がくずれて南高北低の気圧配置となり山間部も含めて好天との予報です。山頂からの大展望を期待して丸沼高原スキー場から日光白根山を目指しました(2016.02.18)。
ルートと実績
ゴントラ(RW)頂上駅・二荒山神社鳥居(9:12)⇒七色平分岐(9:47)⇒日光白根山頂(11:51-12:08)⇒七色平分岐(13:28)⇒二荒山神社鳥居(13:55)
1)歩行時間:約4時間43分(休憩含む)
2)歩行距離:約7.7Km(eTrex30より)
3)累積プラス高度:約670m(eTrex30より)
4)その他:単独
5)GPSデータは「日光白根山・・・コマクサが見頃_2015.08.02」を参照ください。
2月は雲取山、谷川岳に登りました。雪道では腰への負担が気になりましたが問題ないようです。さて次は、、どの山に登ろうか?・・・参考にさせて頂いている山ブログを閲覧していると
tomoさんの日光白根山の山行録がヒットです。この山は夏道で何度も登っているし距離も程よくショート、積雪は谷川岳よりも少なく、更に今年は降雪量が少ないため私でも登頂の可能性があると推測しました。

早朝5時発に関越で沼田ICを目指します。赤城高原辺りまで進むと真っ白な谷川岳がクリアに仰げ期待が高まります。丸沼高原スキー場着は8時過ぎ、50台程度がすでに到着ですが登山目当ての人は殆どいません。登山計画書(必須)を記入して、まずは日光白根山RWで標高2000mの山頂駅に昇りました。山頂駅からは東に
雄大な日光白根山、西には
甲信越の山々(浅間山~武尊山~谷川岳~至仏山~燧ケ岳)の絶景が早くも広がります。
二荒山神社からシラビソの遊歩道を進みます。トレースは確りしておりますね(今年は雪が少ないようです)。私は12本歯アイゼンを装着しましたが、序盤は緩斜面ですのでアイゼンなしでも行けそうですね。途中、、シラビソの隙間から
山頂付近を仰げました。結構、風が強そうです。

登山道は、トラバースきみに緩やかに進みます。右手が終始谷側で結構な斜面の箇所もありますが、今の道の状態はトレースが程よい硬さで安定してますので幸いです。
ダケカンバが茂り始めて勾配が増し最後に直登を登り切ると森林限界を越えます。振り返ると甲信越の山々が広がり、左前方には
山頂を目指す先行者2名が確認できました。
さて、
霧氷を眺め息を整えたら歩行再開、、この辺りは夏道だとザレ道で歩きにくいのですが積雪の少ない凍てついた道は歩きやすいですね。
富士山、
浅間山、遥か
南アルプス・八ヶ岳(
山名付き)等を眺めながらの快適な登攀でした。

寒風が徐々に強まってきましたのでフェイスマスクで鼻まで防寒。ザレ場帯は雪が吹き飛んで凍てついた土や砂利が露出しています。直下の火口跡まで登ると先頭登頂の方でしょうか?・・・会釈してすれ違います。時折雪が舞い上がる中、目前に
日光白根山頂が迫ってきましたね。先ほどの先行者2名は登頂を果たして下山のようです。
一旦、少し下ったら強風でバランスを崩さぬように注意しながら
岩場を登って日光白根山・・・
積雪期初登頂です。
今日は快晴で視界も良いですね。南側は少し霞んでいますが甲信越の山々が特に素晴らしい。
①
中禅寺湖~日光連山~那須連山(山名付)
②
会津駒ケ岳~燧ケ岳~八海山(山名付)
③
越後駒ケ岳~至仏山~白毛門(山名付)
④
朝日岳~火打山~浅間山(山名付)
⑤
赤城山・皇海山方面(山名付)

この素晴らしい光景を脳裏に収めたら
火口跡を回って下山開始です。今日は午後から暖かくなる予報でしたね・・・強い寒風もおさまってきました。火口跡を降りてザレ場帯を下り、森林限界地点までは、あっという間・・・ここから眺める
甲信越の雪山の連なりも良いですね。
美しい霧氷樹林帯からシラビソ樹林帯を緩やかに下って
賑わうRW山頂駅に無事下山しました。
本日、日光白根山を登ったのは私を含めて5名のようです。平日は結構少ないんですね。私は雪山初級ですのでトレースのあるルートが基本、終始12本歯アイゼンを装着して登りました。。樹林帯のトラバース道は朝の冷え込みで適度に固まって安定してましたが気温が上がって緩むとバランスを崩しそうで要注意だと感じました。そして今回は雪が少なく幸運だのでしょう・・・森林限界手前辺りの直登で新雪が多いと難儀だったと思いました。
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撮影した写真のアルバム
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