
5日前の平標山はお花の季節を迎えていた。谷川岳も綺麗なお花の季節を迎えていることでしょう(2016.05.29)。
ルートと実績
谷川岳ロープウェイ土合口駅(4:25)⇒西黒尾根登山口(4:37-38)⇒肩ノ小屋(8:05)⇒トマの耳(8:12-24)⇒オキの耳(8:41-43)⇒一ノ倉岳(9:52)⇒茂倉岳(10:13-35)⇒一ノ倉岳(11:00)⇒肩ノ小屋(12:33-37)⇒天神尾根⇒谷川岳ロープウェイ天神平駅(14:09)
1)歩行時間:9時間43分(休憩含む)
2)歩行距離:約13.6Km(eTrex30より)
3)累積高度:約1870m(eTrex30より)
4)その他:単独
5)ルートマップ参照
この時期は天候の変化が大きいく難しいのか?・・刻々と予報が変わってくる。昨日は晴天と思ったが一日ずれて今日になった。休みは一日なので写真やブログの整理と思ったが快晴の西黒尾根を思い描いたら、もう心は谷川岳に行っている。後戻りはできない。


未明に家を発ち谷川RWベースプラザ4時着。西黒尾根登山口に歩き4時38分に山中に入る。薄暗い
ブナの巨木、鉄塔、
倒木を越えて進むと、
樹林帯に日差しがそそぎ鮮やかな緑に変わった。勾配が一旦緩やかになって前方から
谷川岳山頂付近と西黒尾根が目に飛び込む・・・左手前には鋭角な緑のピーク・・・あれは西黒尾根の末端(森林限界)?鎖場の辺りだろうか?

ここから尾根末端までは、やや急な樹林帯の斜面。途中にはマイズルソウ、
ベニサラサドウダンが咲いていました。尾根までたどり着くと
天神平が良く見え、視線を左に移すと眩しい太陽とともに尾瀬・日光・上州の山々が連なっています。


展望を眺めながら一息ついたら二つの鎖場を越えます。足元にはイワカガミが咲き始め華やかになってきました。二つ目の鎖場では岩壁のユキワリソウが咲き緊張感を和らげてくれました。鎖場を越えた足元にも・・・
可愛い花弁に見惚れてしまう。。

鎖場を越えて進むとラクダの背、、ここから雄大な谷川岳を仰ぎます。




コルまで下って岩稜を見上げると
4名ほどの登山者が登攀中です。岩場の急登ですがナエバキスミレ、ホソバヒナウスユキソウ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ・・・お花が咲き始め何とも楽しいです。

この斜面を登ると谷川岳山頂やザンゲ岩が目の前に迫り、振り返ると素晴らしい
大パノラマ(山名付き)。そして一枚岩、ザンゲ岩を越え朝日岳と越後の名山を展望・・・西黒尾根を登りきります。

肩ノ小屋手前の
小さな雪渓をツボ足で越え肩ノ小屋着。

そして登山口から3時間半以上要してトマの耳着。
谷川連峰主脈の山々を眺めながら一息です。

今年の
シャクナゲは綺麗ですね~オキの耳に向かう稜線に沢山咲いています。オオカメノキ、
ミツバオウレン、ハクサンコザクラ、イワカガミ、ユキワリソウ等も咲き華やかです。オキの耳では登ってきた西黒尾根とトマの耳を眺めます。


オキの耳を越えて岩稜帯を北上。綺麗に咲き誇るアズマシャクナゲや岩場のヒメイワカガミを鑑賞したり、左右の山々を眺めたり、
一ノ倉沢を覗いたりしながら、ゆっくり下っていくと
一ノ倉岳への登り返しです。

一ノ倉岳への登り返して振り返ると一ノ倉沢と谷川岳の迫力の光景。

一ノ倉岳を越えて雪渓を横切ったら、
シラネアオイ、ハクサンイチゲ、
ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ、イワカガミ等咲く稜線を緩やかに登り返し茂倉岳に辿り着きました。
茂倉岳山頂には西黒尾根から登られた先客がおられ、お花の名前など一言二言・・・谷川岳へ戻っていかれました。私はザックからパンとおにぎりを取り出し立ったまま昼食(腰痛持ちで座るの苦手)。。
谷川岳~主脈の山々、
上越国境・尾瀬・日光の山々の展望をゆっくり楽しみました。
今回は谷川岳まで戻り、体調が良ければ西黒尾根を下る予定であった。しかし一ノ倉岳の急勾配を下る辺りから腰の疲労痛が辛くなってきたため天神平からRWで下山した。
昨年、腰を痛めてから徐々に回復してきていることは実感しているが、今日の山行は腰に堪えた様だ。今シーズンは谷川の山を何度か登って更に腰の回復を目指したいものだ。
■
撮影した写真のアルバム
■
トップへ移動
■
類似地域の山行