
登山道解禁日に尾瀬の至仏山に登る。梅雨真っただ中で展望はあまり期待できないだろうが、お花は沢山咲いていることだろう(2016.07.01)。
ルートと実績
鳩待峠(5:18)⇒山ノ鼻(6:18-24)⇒研究見本園散策⇒至仏山登山口(6:59) ⇒至仏山(10:53-11:32) ⇒小至仏山(12:25-30) ⇒オヤマ沢田代(13:09)⇒鳩待峠(14:19)
1)歩行時間:9時間01分(休憩含む、連れに合わせたユックリペース)
2)歩行距離:約12.7Km(eTrex30より)
3)累積高度:約980m(eTrex30より)
4)その他:連れ同伴
5)ルートマップ参照

戸倉始発の乗合タクシーに乗車して早朝5時過ぎに
鳩待峠に着きました。至仏山は靄に閉ざされてますが吹き払われることを期待して山ノ鼻に向かいます。
ゴゼンタチバナ、ハクサンシャクナゲ等を鑑賞して
ミズバショウの大きな葉っぱの木道を進みます。
ヤマオダマキ、カラフトダイコンソウ、クルマバソウ・・・なかなか山ノ鼻に着きません。

山ノ鼻からは研究見本園をゆっくり散策(半周)です。
カキツバタが綺麗に咲いてます。
ニッコウキスゲは開花が始まった株がチラホラ、、サワラン咲く湿原辺りでトキソウを探しますが出逢えませんね~。モウゼンゴケや
ツルコケモモを鑑賞していると
湿原を覆っていた靄が払われて至仏山の山肌も見えてきました。さて、
登山口に向かいましょう。
ダイモンジソウ、
ハナニガナ、
ミネウスユキソウや
イワシモツケ等を鑑賞しながら登ると森林限界に達し、
樹林帯越しに燧ケ岳と尾瀬ヶ原を望む感動的な光景。。。7月としては初めて・・・幸運でした。
日光白根山やアヤメ平辺りを眺めながら蛇紋岩の滑りやすい登山道を行き、
ベンチで一息です。燧ケ岳に雲がかかり始めましたね。。
ユキワリソウ、
ヨツバシオガマ、イワイチョウ等が咲き始め更にひと登りすると高天ヶ原・・・・
ジョウシュウアズマギク、
ホソバヒナウスユキソウ、キバナノコマノツメ、タカネシオガマ等が咲く
お花畑の木道を登っていきます。

高天ヶ原を越えて
チングルマや
ハクサンイチゲが咲き始めると、ほどなく
至仏山山頂です。残念ながら雲がわいて
上越国境の山々の展望は叶いませんね。
山頂北側の崖際に咲くユキワリソウを鑑賞したらユックリ昼食をとりました。

山頂で休憩していると稜線のガスが払われて時おり日差しもそそぐようになりました。
小至仏山の綺麗な山容を眺めながら、風は適度で涼しく、足元にはお花、、心地よいです。
ウメハタザオ?、
ホソバナツメクサ、
ムラサキタカネアオヤキ、ハクサンシャクナゲ、
ホソバヒナウスユキソウ等々を鑑賞しながら稜線を登り返して
小至仏山を越えます。

小至仏山を越えた南側のお花畑には、ハクサンイチゲ、チングルマ、
ハクサンコザクラ、
シナノキンバイ、
イワカガミ・・・
クモイイカリソウも何とか間に合った。笠ヶ岳分岐を見送り、
ワタスゲ咲くオヤマ沢田代・・・ヒメシャクナゲは見つけられませんでしたね。。そして登山道は樹林帯に下っていきます。

日差しは更にそそぎ、
燧ケ岳や日光白根山の展望は戻ってきましたが、樹林帯は風を遮り暑さを感じ始めました。でも花は尽きることはなく、、ツマトリソウ、
アカモノ、ユキザサ、ミツバオウレン、そして
ギンリョウソウと続きます。
そして歩き始めてから9時間、
賑わう鳩待峠着。お目当てのユキワリソウは終盤でしたが何とか間に合った。お花は思った通り沢山咲き満足でした。時間を十二分にかけ歩いた。。連れの足取りも最後まで確りしていた。彼女も満足だったでしょう。
以下に、今回出逢ったお花はとても沢山です!!
下記のアルバムからご覧ください。
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撮影した写真のアルバム
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