
雲取山頂付近のカラマツが見頃近し・・・との情報である。三峯神社側から登れば広葉樹の紅葉も適時ではあるまいか?雲取山を越えて小雲取山手前まで歩けば、石尾根のカラマツもある程度鑑賞できるだろう(2016.10.24)。
ルートと実績
三峯神社P(6:10)⇒地蔵峠(7:21)⇒霧藻ヶ峰(7:25)⇒お清平(7:41)⇒前白岩の肩(8:15)⇒前白岩山(8:33)⇒白岩小屋(8:49)⇒白岩山(9:08-16)⇒大ダワ(9:52)⇒雲取山荘(10:13)⇒雲取山(10:37-11:04)⇒巻道分岐(11:16)⇒巻道⇒雲取山荘(11:46)⇒大ダワ(11:59)⇒白岩山(12:44)⇒白岩小屋(12:58-13:02)⇒前白岩山(13:17)⇒前白岩の肩(13:27)⇒お清平(13:56)⇒霧藻ヶ峰(14:18)⇒地蔵峠(14:20)⇒三峯神社P(15:10)
1)歩行時間:約9時間00分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約23.0Km(AMBIT3 PEAKより)
3)累積プラス高度:約1860m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:K-1+DFA24-70mmF2.8
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
関東甲信越の何処へ行くか最後まで迷ったが、前夜、、晴マークのみになった奥秩父に決める。カラマツと広葉樹の紅葉が期待できそうな雲取山を三峯神社から歩くこととする。


今日は冷え込むと思ったが駐車場の気温は8度もあった。霧藻ヶ峰~雲取山はガスのような雲に覆われてまったく展望できない。晴れることを期待して歩き始める。
駐車場より三峰VC、神領民家を眺めながら歩くと直ぐに鳥居(写真左)に到着。鳥居を潜って山道を進む。炭焼平を越えて霧藻ヶ峰への斜面を登っていくと薄日が差してきた。1時間10分にて地蔵峠着(写真右)。


霧藻ヶ峰に着くと目の前に和名倉山が現れた(写真左)。右側に目を移すと
登ってきた稜線の先に両神山と浅間山である。
秩父宮様のレリーフをを仰ぎ休憩舎まで歩き(写真右)一息。平日だからだろうか?帰路も開いていなかった。


お清平に一旦下って前白岩山への急な登りとなる。雲海の上に飛び出したと思ったが・・・雲が上がって来たのか??辺りはガスに覆われてしまった(写真左)。白岩小屋跡・展望台をスルーして黙々と登り、駐車場より3時間程で樹林に囲まれた白岩山の山頂に着く。ガスは払われて日差しがそそぎ出した。気持ちが良いのでベンチに座って小休止(写真右)。


高度を下げながら芋木ノドッケを右の巻く。この辺りから大ダワ(写真左)や雲取ヒュッテ跡(写真右)までに茂る広葉樹の紅葉が楽しめた。点々と色づく紅葉に立ち止まり眺め・・・少し進むと立ち止まり・・・とても綺麗であった(以下に数枚記載)。






雲取ヒュッテ跡を見送ると直ぐに雲取山荘です(写真左)。山荘からは樹林帯を25分程登り雲取山です(写真右)。
以前あった埼玉と東京の山頂標は取り除かれてしまって・・・モダンな?山頂標が置かれてました。裏側には東京都・埼玉県と記載されているので、一つに統一されたんでしょうね。私は昔ながらの埼玉県の山標が好きだったので、チョット寂しくも感じましたが、時が経てば慣れるんでしょうね~。
今日は気温が高いからか?南側からガスのような雲が上がって石尾根への日差しを遮ってます。期待していた奥多摩・丹沢・南アルプス等の展望はまったく叶わず。奥秩父の山々も、いま一つです。
富士山はガスの隙間から一瞬仰げましたが数分のみでした。


避難小屋辺りで昼食をとったら、石尾根(写真左)を少しだけ歩きます。振り返ると黄金色のカラマツと避難小屋の風景です(写真右)。

山頂直下の石尾根をゆっくり歩きます。奥秩父主脈の山々には
相変わらず雲が上がっていますが雲取山肌のカラマツが綺麗です(写真)。雲取山直下のカラマツは見頃を迎えましたが、ブナ坂辺りはもう少しかもわかりません。
小雲取山手前の巻道分岐から巻道に進み雲取山荘へ戻りました。あとは来た道を三峯神社駐車場まで下りましたが、道中の光景を記載しておきます。


白岩小屋跡(写真左)。白岩小屋跡の展望台からの眺め・・・両神山の奥に連なる甲信越の山々(写真右)。甲信越や北アルプス方面は天気が良かったようですね。展望台からは北アルプスの山々も肉眼で展望出来ました。


お清平から霧藻ヶ峰辺りに茂る色づき始めた樹林帯は午後の日差しを浴びて、何ともうれしい限りの光景でした。足元には・・・
落ち葉。

三峰神社、妙法ヶ岳、両神山、浅間山・・・@霧藻ヶ峰。


青々とした樹林帯の登山道(写真左)。無事下山して駐車場より白岩山と雲取山を眺めました(写真左)。
天気は期待していたが、ガスのような雲が沸いて展望は今一つだった。結構な汗をかいて1リットル以上の水分を飲んだ。鳥居の先にハチの巣注意の看板があって、気温の高い下山時は注意したが、もう既にいないようだ。
何にもまして、綺麗な紅葉に出逢えてよかった。カラマツの紅葉は快晴の中、歩きたいが、今シーズンは叶わぬ・・・かな。
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