
4年ぶりの浦山口。今日は武甲山を越えて伊豆ヶ岳まで歩く計画。ルートには3つの登り返しがあり足腰を鍛えるには良いコースであろう。(2018.03.13)。
ルートと実績
浦山口駅発(6:36)⇒札所28番橋立堂(6:45)⇒登山口(7:23-27)⇒長者屋敷の頭(8:21-24)⇒武甲山頂・御嶽神社(9:00-13)⇒シラジクボ(9:32)⇒小持山(10:06-11)⇒大持山(10:46-47)⇒大持山の東肩(10:52-11:09)⇒妻坂峠(11:43)⇒武川岳(12:13-18)⇒山伏峠(13:13)⇒伊豆ヶ岳(13:53-14:01)⇒長岩峠(14:19)⇒馬頭尊(14:47-47)⇒正丸駅(15:06)
1)歩行時間:約8時間30分(休憩含む)
2)歩行距離:約22.1Km(eTrex30より)
3)累積プラス高度:約2030m(eTrex30より)
4)カメラ:α7R3+FE16-35mmF4、KP+DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
この所の暖かさで我が家の梅は一気に満開となり麓では春本番。そして奥武蔵の山々では残雪も無くなり足もとを気にすること少なくなった。鈍った足腰を鍛えるには良いタイミング、、、浦山口から武甲山を越えて伊豆ヶ岳まで奥武蔵の主脈を巡ることにする。
下山口である西武秩父線・正丸駅に車を駐車。西武秩父線、秩父鉄道に乗り
浦山口駅下車。札所28番・橋立堂を見送って
林道橋立線を歩き
林道終点より山中に入り、まずは武甲山を目指す。
武甲山へ

山中に入ると早々に沢を渡る(写真上)。かつて老朽化した橋が架かっていたが今は無い。

左に渡って沢沿いを行く。倒木多し(写真上)。直ぐに
標識に従い、沢沿いを離れ左斜面をジグザグに急登して長者屋敷尾根に向かう。

長者屋敷尾根より、、中央右に小持山(写真上)。

林道終点より1時間弱にて
長者屋敷ノ頭着。かつては、ここから西参道と呼ばれた登山道があったようだが掘削により廃路となった。嘆かわし。。ここから再びジグザグに登り進むと右側が大きく開け奥秩父の山々が展望できる(写真上)。今日は花粉などの影響なのか遠望は利かないが和名倉山、甲武信ヶ岳まで何とか同定できた。

20代後半程の単独者が下りてきた。一言二言話すと「小持山はこの道ですよね」・・・いやいや違います。10分程一緒に戻りシラジクボに下っていった。
浦山口駅より2時間20分程で武甲山山頂の御嶽神社到着(写真上)。最近の暖かさで雪は一気に融けたようで残雪はほとんどない。

神社裏手の山頂展望台着(写真上)。霞んだ景色を眺めながら一息。ここまで出合った登山者は3名。。平日とはいえ少ない。皆さん、、花粉を嫌ったのかな・・
小持山・大持山

神社南側からシラジクボへ下っていく。右手にはカラマツの木々が沢山茂り気持ちの良い下りだ。途中、大きく頭上に手を開くように美しく茂る木々(写真上)・・・はて?何の木だろう。。次回は良く見てみよう。。

鞍部のシラジクボから小持山への登り返し。毎度の様に途中で振り返り、優しい山容の武甲山を眺める(写真上)。
小持山着。山頂のアセビ(写真上)や
アカヤシオの蕾は大分膨らんできた。アカヤシオはいつ頃が見頃だろうか?楽しみだ。

大持山手前の雨乞岩(写真上)。長沢背稜や奥秩父の山々を一望出来る。
大持山を越えて東の肩へ向かう(写真上)。肩には先客2名、、食事をとっていた。

私も腰をおろして軽食をとる。正面には伊豆ヶ岳と古御岳(写真上)。やっと半分・・・まだ遠いなあ。
武川岳・伊豆ヶ岳

東の肩から妻坂等へ向けて一旦下る。この尾根のカエデの紅葉は必見だが冬枯れの姿も趣がある(写真上)。

妻坂峠直下まで下ってくると次のピーク・・・武川岳が大きく立ちはだかる(写真上)。

妻坂峠から武川岳への登り返し(写真上)。。。序盤は急斜面だ。峠から30分を要し
武川岳に辿り着き、ベンチに座って一息。

武川岳を後に標高を400m落として山伏峠へ下る(写真上)。

既に累積高度1700mを越えており、伊豆ヶ岳への最後の登り返しは辛い。中盤の倒木地帯(写真上)。

登攀終盤に出合う美しい樹林(写真上2枚)。今年は紅葉を狙って歩きたいものだ。
そして、浦山口駅より7時間以上を要して
伊豆ヶ岳に辿り着いた。
珍しいことに山頂には誰ひとりおらず寂しい山頂。何とか辿り着き、もうこれ以上登らなくて良いという安堵を感じながら最後の小休憩をとる。

序盤はあまり感じなかったが、山伏峠辺りから花粉の影響で涙や鼻水が止まらず辛くなってきた。正丸峠経由はキャンセルして
長岩峠からショートカットで正丸駅に向かった。このルートは初めて歩いたが途中の亀岩(写真上)はかなり大きくインパクトがあった。
花もなく霞んだ視界で、見るべきものが少ない山行だったが、これは織り込み済み。
重量級のルートを想定内で歩けたが、伊豆ヶ岳に辿り着いた時、更に子ノ権現まで歩く脚は残っていなかった。一層の歩きこみが必要の様だ。
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撮影した写真のアルバム
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