
旬の花、、観たさに浅草岳へ(2018.06.22)。
ルートと実績
浅草岳六十里登山口(5:34)⇒マイクロ反射塔(6:27-30)⇒南岳(7:31-34)⇒鬼ヶ面山(8:11-15)⇒北岳分岐⇒ムジナ沢カッチ(9:19-20)⇒前岳直下・分岐点(10:06-10)⇒浅草岳・天狗ノ庭方面散策・休憩(10:28-11:30)⇒前岳直下・分岐点(11:46-48)⇒ムジナ沢カッチ(12:29)⇒北岳分岐⇒鬼ヶ面山(13:30)⇒南岳(14:04-06)⇒マイクロ反射塔(14:42)⇒浅草岳六十里登山口(15:17)
1)歩行時間:9時間43分(総時間)
2)歩行距離:約17.0Km(AMBIT3 PEAKより、沿面)
3)累積プラス高度:約1700m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:α7R3+FE24-105mmF4、KP+DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
昨シーズンに続き、浅草岳のヒメサユリを鑑賞に行く。今回は単独のため六十里登山口からのピストン。南岳から稜線に出ると見頃のヒメサユリが咲いてます。まだ、傷んでしまった個体が少なく蕾もあります。山頂も大分咲いてました。
山頂東側に少し下って天狗ノ庭方面まで散策しました。こちらはまだお花は少なくシラネアオイが咲いていた程度。天気は終始日差しがそそぎ、気温は高かったですが強めの風が心地よかった。展望は越後三山や燧が展望出来まずまず。浅草岳からの展望は、とても雄大でした。
六十里登山口~鬼ヶ面山


新潟・福島県境の六十里登山口駐車場に停めて登山口より山中へ(写真左上)。登山口より50分程で南岳中間点のマイクロ反射塔に着く(写真右上)。



マイクロ反射塔を越えると。お花が咲き始める。コケイラン、ツルアジサイ、ホウノキの花、サンカヨウ(写真上4枚)。その他にホウチャクソウ、
ツバメオモト、ユキザサ、エンレンソウ等。

登山口より2時間ほどで南岳へ辿り着き浅草岳を仰ぐ(写真上)。


南岳を越えると見頃のヒメサユリが沢山咲き始める(写真上3枚)。

今日の主役はヒメサユリだが、他のお花も負けてはいない。鬼ヶ面山に咲くウラジロヨウラクと浅草岳(写真上)。

鬼ヶ面山より背後の越後三山を眺める(写真上)。家路に向かう車窓から仰ぐ三つの山はとても雄大だった。未踏の二座はいつ行けるだろうか。

鬼ヶ面山より浅草岳を仰ぐ(写真上)。まだ遠い・・北岳の左奥には守門岳が聳える。
鬼ヶ面山~浅草岳へ


鬼ヶ面山から北岳向かう道際のヒメサユリ(写真上3枚)。

ベニサラサドウダンやサラサドウダンは終盤。落ちた花で道は赤く染まっているが、見頃の株も未だ残る(写真上)。

北岳分岐から、滑り落ちるような道を下ってムジナ沢カッチを越えて行く。オノエラン、
ウスユキソウ、ツクバネウツギ、
カラマツソウ・・・昨年観た花に再び出逢え嬉し。道際の低木には黄緑の初めて見る花が咲く(写真上)。。。はて?・・ヤマグルマとのこと。

ムジナ沢カッチを下った辺りのニッコウキスゲはまだ早く蕾。ただ離れた崖際にはヒメサユリと一緒に咲いていた(写真上)。
鬼ヶ面の雄大な光景を振り返りながら前岳を越え守門岳や
飯豊連峰を展望。ネズモチ平・ムジナ沢の道と合わさる。この辺りは雪解け間近・・
キクバオウレン、
コシジオウレン、
ミツバオウレンが咲き、その先には雪渓が残る(写真上)。

美しいイワカガミに目を奪われる(写真上)。

直下に咲くコバイケイソウ(写真上)。
浅草岳・天狗ノ庭


登山口より5時間ほどで賑わう浅草岳へ。山頂標柱を撮ろうとカメラを構えるが、、ここは我々の物と言わんばかりに6名ほどの団体が居座り全く気配りなし(写真上2枚)。

已む無くその先の展望ポイントで雄大な展望(写真上)を眺める。こちら
拡大山名付き。


山頂に咲くヒメサユリ(写真上2枚)。周囲にはハナニガナや
アカモノが沢山咲く。


山頂から北東側に少し下って天狗ノ庭を散策(写真上2枚)。


天狗の庭付近のお花はまだ少ない。シラネアオイ、ショウジョウバカマ、オオバキスミレ(写真上3枚)。。その他にタムシバ、イワカガミ、オオカメノキ等々。
浅草岳山~下山

山頂に戻り軽食をとったら下山開始。前岳側(写真上)に下ったら登って来た鬼ヶ面山ルートで下ります。

直下の小さな湿原にてワタスゲと池塘越しに守門岳(写真上)。

雪渓を下って(写真上)、前岳を西側から越えて鬼ヶ面ルートへ分岐。



復路もお花を鑑賞しながら行きましょう(写真上4枚)。

ムジナ沢カッチ着。北岳、鬼ヶ面山そして南岳が見える(写真上)。今日は午後になっても視界は衰えない。気温は高いが稜線は強めの心地よい風が吹き、思ったほど虫はまとわりつかづ幸い。



北岳を下り始めると再びヒメサユリが咲き始める。午後も青空でヒメサユリの写真を量産(写真上4枚)しながら鬼ヶ面の稜線を南下する。

北岳分岐からはあっと言う間。ヒメサユリロード終着点・・南岳が見える(写真上)。

名残惜し・・ヒメサユリ(写真上)。

南岳に立ち雄大な浅草岳を仰ぐ(写真上)。(写真クリックで鬼ヶ面稜線と浅草岳のパノラマが開きます)
あとは、南岳を黙々と70分下って六十里登山口へ下山。
総時間9時間40分程。天気よくヒメサユリをゆっくり鑑賞でき満足な山行だった。
虫が多かったが、山中では刺されなかった。蚊取り線香のおかげか風があったからかは不明。ただ、早朝の六十里登山口駐車場では、身支度のわずかな時間で6カ所刺され、今も少し腫れている。
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撮影した写真のアルバム
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