
6年ぶり二度目の鳳凰山。。今回は夜叉神峠登山口から往復(2018.08.17)。
ルートと実績
夜叉神峠登山口・駐車場(5:02)⇒夜叉神峠・小屋(5:51-53)⇒杖立峠(6:52)⇒苺平(8:04)⇒南御室小屋(8:29-44)⇒砂払岳⇒薬師岳小屋(9:46-49)⇒薬師岳(9:57-10:03)⇒観音岳(10:34-11:03)⇒薬師岳小屋⇒薬師岳小屋⇒砂払岳⇒南御室小屋(12:12-14)⇒苺平(12:43)⇒杖立峠(13:32)⇒夜叉神峠・小屋(14:11)⇒夜叉神峠登山口・駐車場(14:41)
1)歩行時間:9時間39分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約22.9Km(AMBIT3 PEAKより、沿面)
3)累積プラス高度:約1950(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:α7R3+FE24-105mmF4
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
6年前の鳳凰三山は青木鉱泉よりドンドコ尾根を登り、中道を下る周遊コースだった。
稜線ではガスが上がって展望なし、薬師岳手前で雷雨となって土砂降りの中、下山しました。今回は薬師岳と観音岳のみですが好展望を期待しましょ。タカネビランジが咲き残っていれば良いのですが・・・
夜叉神峠登山口~南御室小屋


夜叉神峠登山口を5時に歩行開始(写真左上)。ここには70台程度の駐車場があります。広河原へバス利用の登山者は手前の芦安で駐車するので駐車場は思った程の混雑はなかった。歩き始めると50分程で夜叉神峠着。早くも白峰三山を仰げます(写真右上)。


夜叉神峠で展望は開けたが、以後は展望の無い樹林帯が続く(写真上2枚)。お花もなく地味であるが、急登やガレは少なく道は歩きやすい。

登山口より3時間半にて南御室小屋着(写真上)。ベンチに座って軽食で一息。帰路に立ち寄った時(12時頃)は既に4張のテントがありました。小屋周辺には
ヤナギラン、
トリカブト、ヤマハハコ他が綺麗に咲いていた。
砂払岳~薬師岳

南御室小屋の先も相変わらずの樹林帯が続くが木々が低くなり
大きな花崗岩も現れ、森林限界が近いと感じる。そして樹林帯の道の先に白い砂と花崗岩の出口が見え、森林限界に飛び出した。一気に視界が開けて白峰三山や仙丈ケ岳が目に飛び込む(写真上)。この一瞬がたまらない。

振り返ると富士山と越えてきた辻山、甲府盆地と大菩薩連嶺(写真上)。
こちら拡大山名付き・・・
こちら。

砂払岳より観る薬師岳(写真上)。中央左奥には観音岳の山頂付近、赤い屋根は新築した薬師岳小屋。


新築の薬師岳小屋前を通過(写真左上)。ナナカマドの赤い実(写真右上)・・・1か月すると紅葉し始めるだろう。

越えてきた砂払岳と富士山(写真上)。

登山口より5時間弱で
薬師岳着。薬師岳の花崗岩ピークと富士山(写真上)。居合わせた二人組の登山者に
雄姿?を撮ってもらう。
観音岳へ

観音岳へ続く花崗岩の稜線(写真上)。
左側には白峰三山が常に見えます!


タカネビランジは終盤(写真左上)。固有種のホウオウシャジン(写真右上)。
鳳凰山最高峰の観音岳に辿り着くと甲斐駒ケ岳や地蔵岳側の展望が開けます(写真上)。本来は北アルプスも展望できるでしょうが、雲が遮ってます。
一瞬・・・地蔵岳まで行こうかと思ったが、戻ってくるのが大変そうなので自重する。地蔵岳まで行くなら、その先の鳳凰峠から広河原へ下った方が良さそうですね。

白峰三山@観音岳

歩いてきた稜線と富士山(写真上)。

甲斐駒ケ岳は雲をまとっていますが迫力がありますね(写真上)。
北岳、
間ノ岳、
仙丈ケ岳、
地蔵岳、
八ヶ岳連峰等を眺めながら軽食をとり一息入れる。
稜線を戻り下山へ

薬師岳、砂払岳、富士山を眺めながら稜線を戻る(写真上)。

留まっていたい稜線ですが、樹林帯に下りましょ(写真上)。


往路は暗い樹林帯を黙々と登ったが、復路は余裕があるので樹林帯を眺めながら下る。太陽が真上なので樹林帯は明るくシラビソが綺麗です(写真上3枚)。

木々間より富士山(写真上)。今日の富士山は終日ご機嫌でした。

標高を落とすと夏の花・・・マルバダケブキが咲く(写真上)。

夜叉神峠着。今日は本当に展望が良いです(写真上)。

見上げるとイタヤカエデ(写真上)。この葉が色付き始める頃に再び歩きたいな。

総時間9時間40分程で夜叉神峠登山口へ無事下山(写真上)。
森林限界までは長い樹林帯だが、ここを抜けた時の景色が素晴らしく、この劇的変化は感動ものだった。樹林帯は総じて急登少なく歩きやすく、樹林帯も目を凝らしてみれば美しいですよ。
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