
急登のヌカザス尾根より三頭山に登り、未踏の奈良倉山を目指す(2019.01.30)。
ルートと実績
峰谷橋駐車場(6:09)⇒峰谷橋⇒麦山浮橋(6:15)⇒三頭山登山口(6:32)⇒イオ山(7:22-24)⇒ヌカザス山(8:06)⇒ムロクボ尾根分岐(8:08)⇒オツネノ泣坂⇒入小沢ノ峰(8:30)⇒三頭山・西峰(9:08-15)⇒神楽入ノ峰(9:41)⇒鶴峠(10:40)⇒奈良倉山(11:46-49)⇒松姫峠(12:19-20)⇒鶴寝山(12:42-43)⇒トチの巨木分岐(13:03)⇒トチ巨木⇒小菅の湯分岐(13:30)⇒小菅の湯(14:11)
1)歩行時間:8時間05分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約21.9Km(iPhone8+Geographicaより、沿面)
3)累積プラス高度:約1864m(iPhone8+Geographicaより)
4)カメラ:α7R3+FE24-105mmF4,GX7MK3+LEICA ELMARIT 50-200mmF2.8-4
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
例年であれば奥多摩や丹沢は積雪や凍結ですが今年は未だない。雪上を歩きたい気持ちはあるが地元の普段は行かない長めのルートを歩いて基礎体力低下を防ぐのも悪くはない。
と・・言うことで、急登と言われるヌカザス尾根より三頭山に登り、未踏の奈良倉山と大マテイを目指したいと思った。
早朝の5時に歩き始めれば小菅の湯14時32分発のバスに間に合いそうですね。でも・・暗闇の奥多摩湖を浮橋で渡るのは何とな~く躊躇。1時間遅れで歩行開始。
峰谷橋駐車場より三頭山へ

峰谷橋の無料駐車場(6台程度、トイレ有)に車を停めて6時過ぎに歩行開始。峰谷橋を渡り(写真上)、麦山浮橋に向かいます。東の空は明るみをおびてきましたが多摩湖にはその光は届かず湖面の
浮橋は僅かに見える程度です。当初計画では1時間程早く渡るはずでしたが、暗闇の湖面は苦手・・・吸い込まれそうで躊躇した(汗)。

浮橋を渡り左から迂回するように奥多摩周遊道路に上がる。
三頭山登山口は周遊道を10分程西に歩いた地点、、山中に入ります。ヌカザス尾根は奥多摩屈指の急登とのことですが序盤は穏やか。30分程登ると適度に痩せ始めて日差し届く広葉樹(写真上)、、程なく樹木に囲まれた
イヨ山を越える。

ヌカザス山への登りはルート一番の急登だった(写真上)。岩も混じった斜面を手も使って越える。その先には細いロープが張られた滑りやすい斜面があった。ここがオツネノ泣坂かな。

登山口より2時間36分にて三頭山西峰に辿り着く(写真上)。先客がいると思ったが、、貸し切りの山頂だった。

三頭山から臨む富士山(写真上)。今日は少し霞んでいる。こちら
ズームで。。

北側には
石尾根の山々。鷹ノ巣山と六ッ石山の背後には長沢背稜が確認できる(写真上)。
目を凝らせば日光連山。
三頭山から鶴峠へ下り奈良倉山へ登り返す

鶴峠へ下り始めると富士山の右側に大菩薩連嶺が連なる展望(写真上)。
その手前には奈良倉山と鶴寝山が確認できる。

ブナの大木が点々と茂る好みの尾根(写真上)。
神楽入ノ峰を越えて小焼山(笹畑ノ峰)を巻く手前まで続く。
鶴峠から奈良倉山への登り返し中盤(写真上)。中央右の一番奥が三頭山。

左端に飛龍山、右奥に雲取山(写真上)。今年はここを縦走したいな。手前に大きく横たわる鹿倉山も未踏ですね。

鶴峠より標高差460mを登り返して
奈良倉山へ辿り着く。展望ポイントからは富士の右側に大菩薩の峰々(写真上)。ここまで歩くと大菩薩の山々が近い。
牛ノ寝通りから小菅の湯へ

奈良倉山を西に下り未舗装の林道らしき道を行く。林道際に放置され朽ちたトラック(写真上)。辺りは
カラマツの植林帯・・・当時、山を切り開く時に使ったのかな。。

松姫峠着、、ここは大菩薩の山々が間近に迫り気持ちの良い展望(写真上)。
富士山も僅かに臨める。R139の旧道が交わり小菅側からなら車道も通じている。

松姫峠から
牛ノ寝通りを行く。穏やかに登り返し
鶴寝山へ・・・富士山方面の樹木が払われ良く見える(写真上)。

牛ノ寝通りはとても穏やかで広葉樹の自然林が美しい(写真上3枚)。

大マテイまで歩きたいと思っていたが時間切れ。山沢入りのヌタから小菅の湯に下る。途中に茂るトチの木の巨木は必見(写真上)。


山沢のワサビ畑(写真左上)。山沢を下って行くと(写真右上)、、舗装道に出る。

14時11分、、小菅の湯に下山(写真上)。
次のバスを逃したら3時間以上待つことになる。ベンチに座ってオニギリを食べながら14時32分のバスを待った。
全ルート貸し切りの山歩きだった。危険個所は無いが落ち葉の積もったトラバース道は随所にあり足もと注意。
牛ノ寝通りの樹林帯がとても綺麗だった。松姫峠までは車で行けるので新緑や紅葉を狙って大菩薩の石丸峠まで往復するのも良さそうですね。
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