
裏磐梯の翌日は高山植物咲く南蔵王を歩きました(2019.06.26)。
ルートと実績
刈田峠登山口(9:04)⇒避難小屋立寄り⇒前山(10:03)⇒杉ヶ峰(10:26-27)⇒芝草平(10:55-11:03)⇒後烏帽子岳分岐(11:26)⇒屏風岳(11:41-59)⇒水引入道分岐(12:07)⇒南屏風岳(12:33-39)⇒水引入道分岐⇒屏風岳(13:12)⇒後烏帽子岳分岐⇒芝草平(13:48)⇒杉ヶ峰(14:13-14)⇒前山(14:33)⇒刈田峠登山口(15:12)
1)歩行時間:6時間08分(休憩含む)
2)歩行距離:約12.7Km(iPhone8、沿面)
3)累積プラス高度:約760m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R3+FE24-105mmF4,GX7MK3+LEICA ELMARIT 50-200mmF2.8-4
5)その他:連れ同伴
6)ルートマップ参照
蔵王へは2013年の6月に最高峰の熊野岳のみに登頂している。その後、蔵王を訪れることはなかったが、刈田峠の南に連なる南蔵王の高山植物が素晴らしいと聞き、本山行となった。
刈田峠~杉ヶ峰

昨日は雄国沼を下山し、更に北上して蔵王温泉で宿泊。今日は宿でゆっくり朝食をとって登山口に向かったのでエコーライン沿いの駐車場に着いたのは8時半近く・・平日ですが既に満車です。何とか駐車スペースを探して刈田峠登山口(写真上)に歩き、南蔵王の山中に入る。

5分程下ると木道となりチングルマのお出迎えです(写真上2枚)。イワカガミやヒナザクラも咲いてます。今日は時間に余裕ないですが、なかなか進みません。

最初のピーク・・前山への登り、、ミヤマハンショウズルが点々と咲いている(写真上2枚)。既に森林限界を越えているので風が何とも心地よい。イワカガミや白花三姉妹(ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ツマトリソウ)も絶えません。

越えて来た前山と蔵王山(写真上)。

杉ヶ峰直下で蔵王山を展望(写真上)。刈田岳、熊野岳、お釜の火口壁が見えます。

登山口より70分程で杉ヶ峰を越えて進む。前方の視界が開けて屏風岳・南屏風岳と芝草平の光景が広がる(写真上)。
少し目を凝らすと池塘の周りが白く見える・・・お花が群生しているに違いない!
芝草平

湿原の入口付近に咲くミツバオウレン(写真上)。傷みなく綺麗です。

芝草平湿原入口付近のチングルマとヒナザクラの大群生に圧倒される(写真上2枚)。

湿原を一段下って
芝草平案内板から奥の木道を歩きベンチへ・・・ワタスゲも咲き始める(写真上2枚)。

綺麗に咲くチングルマやチングルマの穂を鑑賞します(写真上2枚)

イワイチョウも咲き始めました(写真上)。
チングルマのピークには一週間程遅かったようですが、芝草平のお花の密度はなんとも素晴らしい。
屏風岳・南屏風岳

芝草平を後に屏風岳へ登り返す。チングルマはまだまだ続きます(写真上)。

イワカガミも負けず綺麗です(写真上)。

振り返ると眼下の芝草平と杉ヶ峰・蔵王山の景色です(写真上)。
杉ヶ峰の左奥には朝日連峰も確認出来る。

芝草平より20分足らずで
屏風岳に到着。ここの山頂はなだらかで蔵王側の展望は開けないが、連れは疲れたようなので軽食をとりながら一息です。山頂では新潟から来られたご夫妻と話が弾んだ。2週間前に登った焼石岳のお花が大変素晴らしかったとのこと。。来年は是非とも計画したいと思った。
屏風岳を後に南屏風岳へ向かう。序盤は
ハクサンチドリが絶えることなく咲き誇り、後半は展望開けハイマツの稜線歩きが心地よい(写真上)。

南屏風岳手前にはハクサンイチゲがわずかに咲いていた(写真上)。

12時半過ぎ、、南屏風岳に到着した(写真上)。この先は北蔵王とは違うお花が咲くと聞きますが、、残念!時間切れです。次回にとっておきましょ。。
帰路・・・刈田峠へ

少々残念ですが、、南屏風岳からUターン。。屏風岳、芝草平、蔵王山を眺めながら戻ります(写真上)。

芝草平へ下り。アオモリトドマツの立ち枯れが心配ですね(写真上)。

芝草平へ戻りました(写真上)。一週間前のチングルマ大群生を見てみたい。でも、、
まだまだ綺麗ですよ。

ハクサンチドリとチングルマ(写真上)。7月はどんなお花が咲くのでしょう・・・
あとは、、1時間20分程を要し、杉ヶ峰と前山を越えて刈田峠に下山。
天気に恵まれ高山植物を十二分に堪能した6時間だった。東北のお花は素晴らしいなあ。7月も是非とも歩きたいものだ。
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