
未踏の津軽富士へ、、ミチノクコザクラに逢いに行く(2019.07.09)。
ルートと実績
岩木山神社前(4:28)⇒岩木山神社(4:35-36)⇒七曲(5:06)⇒カラスの休場(5:26)⇒鼻コクリ(5:37)⇒姥石(5:46)⇒焼止り避難小屋(6:35)⇒雪渓取着き(6:53-58)⇒雪渓越え(7:50-53)⇒種蒔苗代(8:05)⇒鳳鳴ヒュッテ(8:12)⇒岩木山(8:39-58)⇒鳳鳴ヒュッテ(9:21)⇒種蒔苗代(9:30)⇒雪渓⇒焼止り避難小屋(10:43)⇒姥石⇒鼻コクリ⇒カラスの休場⇒七曲⇒岩木山神社(12:10)⇒岩木山神社前(12:14)
1)歩行時間:7時間46分(休憩含む)
2)歩行距離:約14.0Km(iPhone8より、沿面)
3)累積プラス高度:約1530m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R3+FE24-105mmF4,GX7MK3+LEICA ELMARIT 50-200mmF2.8-4
5)その他:単独、百名山70座目(岩木山)
6)ルートマップ参照
今年も連れの実家にお供することになった。例年ならば実家から近い鳥海山や月山へ花山行ですが、今年は前日もお休みなので北東北まで足を延ばすことにした。一座目は単独で、、津軽の岩木山。ミチノクコザクラに逢いに行きます。
岩木山神社前~焼止り避難小屋

前日の夕方近くから延々と運転して早朝の3時過ぎに岩木山神社駐車場に辿り着き一息。100m程先の百沢駐車場(無料100台程)に停め、明るくなるのを待って岩木山を仰ぎ神社の鳥居を潜る(写真上)。

参道を歩き山門手前(写真上)。
山門先の拝殿はまだ扉を閉ざしている。山門左側を進み岩木山に向かう。

神苑桜ヶ丘を通り百沢スキー場に出る。岩木山(写真上)を見上げながらスキー場を暫く登り山中に入る。

前半は七曲、カラスの休場、鼻コクリ等の標柱を眺めながらの単調な登りが続く。姥石を過ぎると
ヤマオダマキを鑑賞しながら登り、
焼焼止り避難小屋手前で南側の展望が開けて岩手山が確認できた(写真上)。
大沢雪渓~鳳鳴ヒュッテ


焼止り避難小屋を見送り大沢を進む。カラマツソウやサンカヨウ(写真上)が目に留まった。オオバキスミレ、ミヤマスミレ、ズダヤクシュ・・・華やかなになってきた。

大沢を300m程進むと雪渓となる(写真上)。固く締まっているのでチェーンスパイクを装着する。

その先の腐った雪渓を越えるのが難儀だった(写真上)。身軽なら右側のブッシュを掴んで越えるのだろうが・・私には出来そうもない。どうしたものか?最終的には中央の岩まで降りてブリッジを潜って這い上がった。

腐った雪渓の難所を越え、雪渓右側を巻いて進むとミチノクコザクラが、一斉に咲き始める(写真上2枚)。ハクサンコザクラより少し大きく花付きが良い・・綺麗です。

崩落しそうな雪渓際を枝を掴んで登る(写真上)。雪渓下の沢水が流れる音・・落ちてしまったら這い上がれないかも。帰路は雪渓が緩んで更に危険なので右側のブッシュをかきわけて降りた。

大沢雪渓を登る(写真上)。白馬の大雪渓よりも傾斜はありそうだ。

長時間運転疲れなのか・・・足が前にでない。何度も立ち止まり、、背後に広がる八甲田山系や遥か岩手山を眺めて登る(写真上)。
雪渓を越えるとショウジョウバカマが出迎えてくれた(写真上)。

雪渓の先のミチノクコザクラが圧巻です(写真上3枚)。

マルバシモツケも負けじと咲いてます(写真上)。

種蒔苗代着(写真上)。直ぐ上の赤い屋根が鳳鳴ヒュッテ。写真では分からないが、、種蒔苗代から鳳鳴ヒュッテへの短い斜面にもミチノクコザクラが沢山咲いていた。
鳳鳴ヒュッテ手前で種蒔苗代を展望(写真上)。岩木山からの展望が期待できそうだ。
岩木山山頂

鳳鳴ヒュッテより二の御坂、三の御坂を登り、、岩木山山頂に辿り着く(写真上)。後半は足が重く、神社前より4時間以上も要しが、大展望が待っていた。

北には津軽半島が大きく広がる(写真上)。左奥に見えるのは北海道であろう。

東には、、八甲田山系の山々(写真上)。

西側には、、白神山地が近い。眼下には八合目の駐車場が見える(写真上)。

岩木山神社奥宮から南側を見ると、岩手山、八幡平、秋田駒ヶ岳、森吉山等が確認できる(写真上)。
八甲田山系から白神山地の山名付きパノラマはこちら。
復路
山頂からの展望を20分程楽しみ、山頂を後にして登って来た道を下る。今日の登山者は少なく山頂で2名、下山時の雪渓で6名とすれ違ったのみだった。下山時の大沢雪渓は緩んで滑りやすく崩落の危険も増すので登り以上に慎重に下った。雪渓序盤の難所で引き返す登山者もいたようだ。大沢雪渓は時期を数週間前後にずらせば登りやすかったかも、、でもミチノクコザクラの見頃を逸するかも・・です。
往路もお花をメインに撮影しながら下山。白いミチノクコザクラに出逢えたのは幸運だった。以下、下山時に撮った写真をまとめて付け加える。

総時間8時間弱。。。大沢雪渓手前までは良かったが、その先が辛く。山頂直下では両脚が痙攣気味、、7時間程で行けると思ったが全く無理だった。歩き込みが足りないのは分かっているが、腰の調子も天気もよろしくない。
下山後は雫石まで移動して連れと合流。明日のもう一座に備えて温泉宿で体を休めよう。
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撮影した写真のアルバム
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