
昨年登った真夏の鳥海山が忘れられず今年も来てしまいました(20193.08.07)。
ルートと実績
湯ノ台登山口(4:49)⇒滝ノ小屋(5:05)⇒河原宿(6:03-04)⇒大雪渓・小雪渓⇒あざみ坂⇒外輪山コース出合(7:59)⇒伏拝岳(8:03)⇒行者岳(8:17)⇒新山分岐⇒七高山(8:47-48)⇒新山分岐(8:53)⇒新山(9:21-25)⇒御室(9:42-58)⇒千蛇谷⇒七五三掛(11:07)⇒御田ヶ原分岐(11:25)⇒鳥海湖分岐(11:48)⇒蛇石流分岐(12:05)⇒千畳ヶ原(12:19-26)⇒幸治郎沢⇒河原宿(13:51)⇒滝の小屋(14:40)⇒湯ノ台登山口(14:56)
1)歩行時間:10時間07分(休憩含む)
2)歩行距離:約16.4Km(iPhone8より、沿面)
3)累積高度:約1480m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R3+FE24-105mmF4,GX7MK3+LEICA ELMARIT 50-200mmF2.8-4
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
焼石岳下山後、鳥海山登頂を目指し、湯ノ台登山口駐車場へ移動して車中泊。
鳥海山へは過去4回登り3回登頂を果たしました。スケール大きく、優しさと荒々しさ、雪渓そして、とっても多くのお花が楽しめるので、これからも何度も行くと思います。
今回は湯ノ台コースで登って千蛇谷・鳥海湖南から千畳ヶ原経由で河原宿へ戻る少しだけ長いコースです。先週の歩きで左足小指付け根辺りを痛めたようで、後半の下りがチョット辛かったですが最高の山歩きが出来ました。
湯ノ台登山口~河原宿

湯ノ台登山口駐車場からの夜明け(写真上)。左奥に栗駒山が確認できます。

昨日遭難があったようで捜索隊が出動していた(写真上)。捜索隊は直ぐに戻って来たので無事だったのでしょう。

滝ノ小屋を越えて沢道を行く(写真上)。

白糸の滝を眺めながら八丁坂へ向かう(写真上)。早くも、、チングルマ、コバイケイソウ、ニッコウキスゲ等が咲いている。

朝陽あたるミヤマトウキと月山(写真上)。多分、、ミヤマトウキと思います。

八丁坂、、夏のお花畑(写真上)。

八丁坂終盤、、、左奥から月山森が現れた(写真上)。月山ではないですよ、鳥海山の一峰・・・月山森。

河原宿小屋跡と鳥海山(写真上)。大雪渓に沿って登っていきます。

朝陽で輝くチングルマの穂(写真上)。こちらは
チングルマの花。

河原宿小屋跡と月山(写真上)。月山の右奥には朝日連峰、左には葉山が見える。
大雪渓~あざみ坂

大雪渓末端(写真上)。6年前の8/8の時は大雪渓を登ったのですが、今回は雪渓の融けた踏み跡を、、お花に気をつけて登る。

雪融けから咲くヒナザクラが愛らしい(写真上)。その他に・・・チングルマ、コシジオウレン、コイワカガミ、ニッコウキスゲ等、、お花が絶えることない。

ロープに導かれるように大雪渓を横断(写真上)。

青空とニッコウキスゲ(写真上)。

ミヤマキンポウゲの群生(写真上)。

小雪渓を横断して振り返る(写真上)。河原宿が小さく見える。日本海も見えてきた。

外輪山へ向かう途中、あざみ坂にて。。登って来た雪渓とハクサンシャジン(写真上)。

クロトウヒレンに似てますけど・・・オクキタアザミでしょうか(写真上)。

外輪山直下まで登って来たようです。後半歩く千畳ヶ原や鳥海湖、笙ヶ岳、月山森、大雪渓、そして庄内平野と日本海のパノラマ絶景です(写真上)。
外輪山

外輪山の一峰・・・伏拝岳より目指す新山(写真上)。

岩山の新山、手前に御室、右には外輪山最高峰の七高山(写真)。

連なる東北の山々、、、焼石岳、栗駒山、神室山、蔵王、葉山、月山、朝日連峰が確認できる(写真上)。
こちらは拡大山名付き。

外輪山に咲く高山植物(写真上8枚)。その他にイワオトギリ、ミヤマホツツジ、アキノキリンソウ、ミヤマコウゾリナ等々、、お花が多くて多くて、なかなか進みません。

8時47分、、外輪山最高峰の七高山着(写真上)。

七高山から新山と御室を眺める(写真上)。さて、少し戻って新山に向かいましょ。
鳥海山最高峰の新山へ

外輪山を下って新山の東側に残る雪渓を見上げる(写真上)。右側には先ほど登頂した七高山です。3年前の6月の時は雪渓が大きかったので、アイゼン着けてこの雪渓を登りましたけど、今回は雪渓を右に見ながら回り込むように新山へ向かう。

新山ピークが目前(写真上)。大きな岩を越えながら登っていく。

登山口より4時間30分を要し
4度目の鳥海山登頂(新山)を果たす。手前に越えて来た岩場、先に外輪山、、そして遥か先には東北の山々が連なる(写真上)。

下りに歩いた胎内くぐり(写真上)。岩の割れ目の様なルートを歩く。

御室への岩場と歩いてきた外輪山(写真上)。

御室へ下って、新山を見上げながら軽食・休憩です(写真上)。
千蛇谷から鳥海湖へ

御室から千蛇谷を下る(写真上)。

千蛇谷末端より新山と外輪山を仰ぐ(写真上)。ここには雪渓。。天然クーラーは・・・何とも心地よい。

雪渓から登り返して千蛇谷を眺める(写真上)。猛々しく雄大です。

千蛇谷から登り返し西鳥海の山々を眺める・・・笙ヶ岳、鍋森、扇子森そして稲倉岳(写真上)。

緩やかに下った七五三掛(しめかけ)にはチングルマやハクサンイチゲ(写真上)が咲いていた。

御田ヶ原への坂道は
夏の花々が競って咲きます。この白い花は・・・クロズルでしょうか(写真上)。

前方に扇子森(写真上)。ここは登り返さずに、手前の御田ヶ原分岐を左に折れて鳥海湖に向かう。

分岐から先で見かけた登山者は一人のみだった。でもね、、この先が良かったですよ。ニッコウキスゲ咲く木道から振り返ると外輪山と新山の絶景(写真上)。

右手を見上げるとニッコウキスゲの群生(写真上)。

鍋森が目前に迫る(写真上)。

鳥海湖分岐を右に登って鳥海湖を眺めました(写真上)。
千畳ヶ原・幸治郎沢・河原宿そして下山

鳥海湖分岐に戻り新山と外輪山(写真上)を仰いだら、千畳ヶ原へ下る。

下る
木段を遮るように雪渓が残る。雪渓際に咲くカラマツソウ(写真上)やヒナザクラが印象的。
蛇石流分岐から左の道を進む。ガスに隠れそうな月山森を眺めながら穏やかに登り、千畳ヶ原へ向かう(写真上)。

振り返り、、、鍋森方面(写真上)。

千畳ヶ原へ辿り着きT字分岐のベンチで一息(写真上)。
幸治郎沢側へ向かいます。

誰もいない木道際に咲くアカバナトウウチソウ(写真上)。

千畳ヶ原の池塘(写真上)。

ギボウシにナツアカネかな(写真上)。

木道際にキンコウカ咲く(写真上)・・・秋も近いですね。

最後の難関・・・幸治郎沢(写真上)。このガレ沢を登ります。

幸治郎沢取りつき(写真上)。大きな岩を越えるように登っていく。

沢の大岩に咲いていたミソガワソウ(写真上)。

幸治郎沢上段から千畳ヶ原を眺めます(写真上)。

沢を越えて進む。右手には月山森(写真上)への登山道があったが、もう元気がない。

左脚小指付け根辺りの調子が悪い・・・木道が多くありがたい。小さな池はボタ池のようだ(写真上)。

池際にはヒナザクラが咲き(写真上)、
チングルマも群生して咲いていた。

コバイケイソウこんにちわ(写真上)。

もうすぐ14時になるが月山は良く見える(写真上)。良い天気です・・・おてんとうさまに感謝です。

アオノツガザクラ(写真上)。

イワショウブ(写真上)。今日は何種類のお花に出逢っただろう。

河原宿小屋跡に戻りました(写真上)。休みをとらず左脚小指をかばう様に八丁坂をゆっくり下ります。

沢際から小屋へ(写真上)・・・ここが長かったあ。背後の夏雲が印象的でした。

総時間10時間チョットにて湯ノ台登山口に下山。駐車場からは雄大な鳥海山が仰げました(写真上)。
最後は辛かったが、この夏一番の山行・・・最高の山行で最高に満足な一日でした。
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