
沼田ICを降りて東に走ります。電光掲示の温度計は13℃を表示・・・「尾瀬の草紅葉は始まっているかな?」等思いながら緩やか勾配の街道を進んで行きます。
空は少し明るくなり山との区別がつくようになってきました。そして、かわたれ時を少し過ぎたころ鳩待峠Pに到着・・・文句なしの快晴!今日は早朝から夕暮れ時まで尾瀬を12時間歩いてまいりました(2011.09.07)。
ルートと実績
鳩待峠(05:27)⇒横田代(06:23)⇒中原山(06:58)⇒アヤメ平(07:08)⇒富士見田代(07:23)⇒龍宮十字路(08:56)⇒長沢新道⇒龍宮(08:59)⇒龍宮十字路ベンチ(09:07-34)⇒龍宮(09:37)⇒見晴(10:00)⇒東電小屋分岐(10:12)⇒東電小屋(10:29)⇒ヨッピ吊橋(10:42)⇒龍宮十字路(11:02)⇒(昼食10分)⇒牛首(11:40)⇒山ノ鼻(12:10)⇒研究見本園周遊⇒至仏登山口(12:27)⇒至仏山(15:02-10)⇒小至仏山(15:55)⇒オヤマ沢田代(16:26)⇒鳩待峠(17:40)
1)歩行時間:約11時間28分(昼食・休憩等45分は除く)
2)歩行距離:約29.8Km
3)累積プラス高度:約1491m(共にDIY GPSによる)
4)その他:単独ハイク
5)ルートマップ参照、カシミール3Dはここ
鳩待よりアヤメ平へ登り、龍宮十字路の尾瀬ヶ原へ
鳩待峠5時半前発、今日は山ノ鼻に下らずアヤメ平へ
朝焼けの至仏をバックに笹の木道を緩やかに登って行きます。1時間弱にて薄暗い森林地帯を抜けると朝陽で眩しい横田代に飛び出します。足もとにはキリンソウ、イワショウブやリンドウが咲き、振り返ると
至仏山が朝日でとっても綺麗です。先に進むと中原山を越え
アヤメ平に到達、今度は目の前に雄大な
燧ヶ岳が現れます。素晴らしい眺め!ほんと来て良かったと思う瞬間でした。
そしてアヤメ平をあとに右足元まで大きく開けた緩やかな道です。素晴らしい
日光白根を眺めながら緩やかに下り
富士見田代着。ここで鏡のような田代で
燧ヶ岳を展望したら
長沢新道を注意深く下り、龍宮十字路に向かいました。
尾瀬ヶ原を巡り、山ノ鼻から至仏登山口へ・・・Tomさんと遭遇!
龍宮着は9時少し前、ここまで3時間半歩いたので龍宮十字路付近のベンチまで戻って小休止です。すると何と!ベンチにはTomさんが居るじゃないですか?!?Tomさんは毎月尾瀬を訪れる常連。今回は2泊3日で昨日は燧ヶ岳、本日は富士見下へ下山とのことです。暫し歓談し
記念を刻んで別れました。
さて、私は尾瀬ヶ原を散策・・・とは言っても今日は最後に至仏山に登る予定です。ピッチを上げて
見晴、東電小屋分岐、
東電尾瀬橋、東電小屋、
ヨッピ吊橋、
龍宮十字路、
牛首を歩き
山ノ鼻到達。
研究見本園を周遊したら至仏山登山口に向かいました。
大眺望の至仏山頂へ・・・小至仏から鳩待へ下山
登山口到着は12時半、この時間から登る人はおらずマイペースで登れます。ただし既に7時間歩いた疲労の脚ではガレや雨水が溜まった滑りやすい
木道の急階段は辛く脚が上がりません。それでも30分、森林限界を越えてくれば
背後の展望が開けて朝登った
アヤメ平の展望、足もとのツリガネニンジンやトウウチソウは私を励ますように咲いており、
頂きが見えない急勾配を一歩一歩進みました。そして登ること2時間半で
頂上到達。ここから眺める
尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の絶景を暫し楽しみながら「今度は燧ヶ岳の頂きから尾瀬ヶ原と至仏山を眺めよう!」・・・そう思い
小至仏山方面にへ向かいました。
足腰は完全に疲労してしまって
小至仏山がなんとも遠く感じました。16時を過ぎてチョット焦って来ましたが
南側は木道が整備されていて歩きやすく18時前に
鳩待峠に帰還することができました。
そして...草花(クリックで開く)
夏を名残惜しそうに元気に咲いておりました。

アカバナ(上)

アゲハの幼虫?(上)

アケボノソウ(上)

イワショウブ(上)

イワショウブの実(上)

ウメバチソウ(上)

エゾリンドウ(上)

オオカメノキの実?(上)

オオニガナ(上)

オゼヌマアザミ(上)

オゼミズギク(上)

オヤマリンドウ(上)

ゴゼンタチバナの実(上)

ゴマナ(上)

サワギキョウ(上)

シナノオトギリの実?(上)

タカネトウウチソウ(上)

ツリガネニンジン(上)

ハンゴンソウ(上)

ヒツジグサ(上)

ヒツジグサのアップ(上)

ミゾソバ?(上)

アキノキリンソウ(上)

ミヤマジャシン??(上)

ミヤマセンキュウ(上)

ワレモコウ(上)

トリカブト(上)
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