
5月も後半となり関東甲信越2000m級山々も雪が解けて歩きやすくなりました。そろそろ日帰り遠征登山シーズンです。。。と言うことで週末は浅間山に行ってまいりました。
私が住む奥武蔵の山々の頂から見る
浅間山は大変存在感のある山(奥武蔵・丸山山頂から見る
浅間山)です。今年は是非登りたいと思っていました。
今日は7時前に
浅間山荘の駐車場に着けて火山館コースで登り、草すべり分岐からは外輪山に迂回して雄大な浅間山を眺めた後、前掛山まで至りました。良かったですね。。下山した時には、また登りたいと思える山でした(2012.05.26)。
ルートと実績
浅間山荘登山口(7:01)⇒一の鳥居(7:28)⇒二の鳥居(7:45)⇒火山館(8:29)⇒草すべり分岐(8:35)⇒トーミの頭(9:28-31)⇒黒斑山(9:40-48)⇒蛇骨岳(10:20)⇒Jバンド(10:57)⇒Jバンド分岐(11:23-28)⇒前掛山分岐(12:16)⇒前掛山(12:36-43)⇒火山館(13:43-48)⇒浅間山荘(14:53)
1)歩行距離:約19.5Km
2)歩行時間:7時間52分(昼食・休憩含む)
3)累積プラス高度:約1720m
4)他情報(ルートマップ、歩行距離対高度、カシミール3D)
5)その他:単独
浅間山荘より入山し草すべり分岐より外輪山へ・・・急登坂でトーミの頭を目指す




浅間山荘の駐車場(登山時有料500円)に停めて、
山荘奥の鳥居から山道(無料トイレ有り)に入ります。スミレ咲く白樺混じりの道を行き、一の鳥居を潜り右側の沢道を選び
不動の滝を眺めます。二の鳥居を過ぎて長坂を登り進むと前方が開けだします。そして更に進んで左を見上げると外輪山南端の
トーミの頭付近の荒々しい山容、、
前方には浅間山(前掛山)が現れ、右を向けば迫力の
牙山と遥かに雪の八ヶ岳を仰げ
火山館に到着です。。。なんとも雄大な景観ですね。
一息ついたら奥の浅間神社を右に見送り進むと湯の平となり
草すべり分岐です。ここは左を選んで外輪山南端のトーミの頭を目指します。外輪山登坂は思った通りの急勾配・・・
振り返り浅間山(前掛山)を展望したり足元の
野草(ショウジョウバカマ)を見ながら登りますが後半は補助ロープが欲しいぐらいのところも2、3箇所。。尾根に到達したら左にゆっくり進みトーミの頭に立ち、外輪山から浅間山を一望します。
外輪山を縦走・・・そして前掛山へ


トーミの頭をあとに外輪山最高峰の黒斑山へ向かいます。尾根は雪解け間近のようで所々ぬかるんでいますが10分程でピーク。正面には
浅間山、、、右を見れば先程まで立っていた
トーミの頭と富士山が展望出来ます。一息入れたら、
ゆるんだ残雪の森林帯を進み蛇骨岳を目指しました。


蛇骨岳からは右側が大きく切れ落ちた岩場の尾根・・・
浅間山や
北側の山々(四阿山、草津白根山、横手山等)を眺め、足元の岩場に咲く小さな可愛い
高山植物(ミネズオウ)をカメラにおさめながら進みます。そして
Jバンドの急降下地点が近づきました。その前にもう一度振振り返り、
歩いた外輪山と白い雲がかかり始めた剣ヶ峰を展望しました。




Jバンドを下り、湯の平中央付近の分岐まで戻り、浅間山の
山腹を這うように斜めに登って行きます。勾配は外輪山への登坂程ではありませんが山肌の光景は変化が少なく長く感じられます。山肌を登りきると前方には
浅間山(釜山)が現れますがこれ以上は立ち入れないので、右側の
シェルターの先に見える前掛山へ登って行きます。前掛山へのリムに登ると視界が開け、先程縦走した
外輪山が眼下に捕らえられます。もうここは標高2500m、、
リムを歩き前掛山へ進みます。そして
前掛山頂到達・・・浅間山頂の釜山が目前に迫ります。今日は叶いませんが、ここより臨む奥秩父、富士、南アルプス、八ヶ岳そして北アルプスの展望は素晴らしいことでしょう。
そして下山・・・
Jバンド分岐からは湯の平を通り火山館にくだります。カラマツは芽吹直前、野草もこれからの様でした。それでも
ヒメイチゲやショウジョウバカマそして
エンレンソウなどを見つけながら歩き浅間山荘へもどりました。
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撮影した写真のアルバム
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