
大分調子が戻って来ましたので、雪道を歩くことにします。第一弾は女乃上茶屋登山口より蓼科山です。変化に富んだ樹林帯を進み急登を登りきれば森林限界を超えて一気に展望が開けました(2015.01.09)。
ルートと実績
女乃神茶屋登山口(7:48)⇒2110mピーク(8:57-59)⇒森林限界・岩石帯(10:16-22)⇒蓼科山頂ヒュッテ(10:36)⇒山頂標(10:42-44)⇒蓼科奥社(10:47)⇒方位盤(10:49-51)⇒蓼科奥社⇒蓼科山頂ヒュッテ(11:01-08)⇒森林限界・岩石帯⇒2110mピーク(12:04-09)⇒女乃神茶屋登山口(12:43)
1)歩行時間:4時間55分(休憩含む)
2)歩行距離:約12.5Km(eTrex30より)
3)累積高度:約880m(eTrex30より)
4)その他:単独、出逢った登山者は10名(内女性3名、内単独は8名)
5)ルートマップ参照


蓼科山初登頂を果たした一昨年の7月では山頂付近まで登った途端に一気にガスって全く展望が開けなかった。今回は真冬の寒気が居座ってますが幸い雪雲は南下していませんので何とかリベンジしたいものです。
さて今回、、早朝の3時半に自宅を発ち関越、上信越道を乗り継いで7時半前に
女乃神茶屋登山口Pに2番手着。準備を整えたら雲ひとつない真っ青な空の下、期待を込めて歩行開始です。穏やかに進み左の
斜面に取り付きます。これを登りきると再び穏やかなトレースとなり辺りは
素晴らしいカラマツの樹林帯です。
カラマツの樹林帯を越えると再び勾配を増してきます。木々はダケカンバやシラビソとなり、斜面は更に斜度を増し高度感を実感します。
2110mピーク手前で振り返ると
八ヶ岳と南アルプスの展望です。


2110mピークから
幸徳平を越えて行くとダケカンバやシラビソから縞枯れが現れます。
縞枯れの樹氷の頭上は引き込まれてしまいそうな紺碧の空。急斜面に疲れて一息つくと背後には南アルプスや
中央アルプスが展望できます。


縞枯帯の終盤はルート一番の斜面です。雪はあまり締まっていないので少々難儀しましたが、ここを抜けると岩石帯の森林限界・・・一気に視界が開けます。手袋を2重にしてフードをかぶって、ピッケルに持ち替えて、
硬くしまった岩石帯斜面を右から回り込むように登ります。
前方には北横岳が大きく構え、その先には
奥秩父そして奥武蔵の山々も展望できます。


眼下の
樹氷や八ヶ岳・南アルプスを眺めながらゆっくりと歩みます。
前方に蓼科山頂ヒュッテがみてきました。ヒュッテまで進むと目の前には
雄大な浅間山です。

蓼科山頂ヒュッテから振り返ると八ヶ岳と南アルプス。山頂はすぐそこ・・右側の緩やかな斜面をゆっくり登り山頂を目指す。


とっても広くって平らな山頂部の
山頂標柱へ登山口から2時間54分を要して到達です。心配していた強風は幸い、、煽られる程はありません。そして
奥社を経て
西端の方位盤に向かいます。素晴らしい北アルプスの展望を期待しましたが日本列島には寒気が居座ってますので雪雲に覆われてますね。

方位盤付近は風が一段と強く、瞬く間に指先が痛くなりました。長居は出来そうもありません。
車山・美ヶ原と背後の北アルプスを眺めたり(
山名付き)、
奥秩父・北横岳・八ヶ岳を展望したら山頂ヒュッテ側に戻ります。


山頂ヒュッテ付近で一息ついたら、登ってきたトレースに従って
岩石帯を下り縞枯帯に戻ります。立ち止まっては
樹氷を眺めたり、
山々の風景を眺めたり、何とも楽しいひと時です。

そして2110mピークを下ってカラマツの樹林帯まで戻りました。山頂や登攀途中の山々の光景も良かったですが、
このカラマツ樹林帯の雪景色は綺麗。雪道歩きは良いですね~。
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