
お花の季節定番の尾瀬・至仏山へ、今年も連れを誘って登ります(2017.07.09)。
ルートと実績
鳩待峠(5:12)⇒山ノ鼻(6:04-12)⇒研究見本園散策⇒至仏山登山口(6:39) ⇒高天ヶ原ベンチ(9:47-58)⇒至仏山(10:27-38) ⇒小至仏山(11:35-38) ⇒笠ヶ岳分岐(12:14)⇒オヤマ沢田代(12:15)⇒鳩待峠(13:33)
1)歩行時間:8時間21分(休憩含む、連れに合わせたユックリペース)
2)歩行距離:約13.5Km(fenix5より)
3)累積プラス高度:約1000m(fenix5より)
4)カメラ:K-1+DFA24-70mmF2.8、KP+DFA MACRO100mmF2.8
5)その他:連れ同伴
6)ルートマップは2016.07.01(尾瀬・至仏山)を参照


始発の乗合タクシーで鳩待峠に着けて5時12分歩行開始(写真左上)。ミズバショウの大きな葉っぱの木道を進み(写真右上)、山ノ鼻へ。クルバマソウ、
ツクバネソウ、
カラマツソウ・・・あまり見かけないお花も咲いていた・・・
ノビネチドリ?、
エゾムラサキ?だろうか。

山ノ鼻より研究見本園へ(写真上)、、ゆっくり半周。
ギョウジャニンニク、ヒオウギアヤメ、
カキツバタ、
ハクサンチドリ、コバイケイソウ、
リュウキンカ・・・

ヒオウギアヤメ(写真上)

コバイケイソウ(写真上)

至仏山は良い天気です(写真上)。よく見れば登山者が登ってます。早く登りたいですが足元には、まだまだお花がありますね。
ノアザミの蕾?、
レンゲツツジ、
ナツトウダイ、ワタスゲ、
ミヤマキンポウゲ、
タテヤマリンドウの結実、
チングルマの穂、ミツガシワ・・・やっと
至仏山登山口です(6時39分)。

ワタスゲ(写真上)

ミツガシワ(写真上)

樹林帯を暫く登り、頭上が開け出すとベンチがある。お花が咲き始めて・・・タテヤマリンドウ、ダイモンジソウ、
ツマトリソウ、そしてクモイイカリソウ(写真上)。振り向くと
尾瀬ヶ原と燧ケ岳が展望できる。今日は猛暑の影響か霞んで遠くは見えない。

タテヤマリンドウ(写真上)

ダイモンジソウ(写真上)

連れの足取りが辛そうなので休憩をとりながらゆっくり登る。
イワイチョウ、
イワシモツケ、
ミネウスユキソウ。。展望の良いベンチ(写真上)まで登ってくると木段となり、主役級のお花が次々登場する。

ユキワリソウ(写真上)
チングルマ(写真上)

ハクサンイチゲ(写真上)

標高2000mを越えると
斜面は緩やかな木段となり、辺りはホソバヒナウスユキソウ、タカネシオガマ、ジョウシュウアズマギク、
タカネバラ、
ジョウシュウキバナノコマノクサ等のお花畑となる。そしてその先・・蛇紋岩の岩を縫うような木段・・・絵に描いたような光景(写真上)。ここを登って
高天ヶ原のベンチで昼食。

ホソバヒナウスユキソウ(写真上)

ジョウシュウアズマギク(写真上)

タカネシオガマ(写真上)
高天ヶ原のベンチを発ち、
雪渓を横断して
ショウジョウバカマを鑑賞しながら登り、登山口より4時間にて
至仏山に登頂。山頂は登山客で混雑し展望も靄ってます(
平ヶ岳、
巻機山)。 早々に小至仏山側に進みます。

小至仏山へ連なる稜線(写真上)は一段とお花が多く。ホソバヒナウスユキソウ、タカネシオガマ、
ハクサンシャクナゲ、
イワハタザオ、キバナノコマノクサ、チングルマ、
コケモモ等が咲き競います。

ホソバヒナウスユキソウとタカネシオガマ(写真上)

ホソバヒナウスユキソウの花弁・・・フカフカモコモコ(写真上)

小至仏山に辿り着き、至仏山と尾瀬ヶ原・燧ケ岳を展望します(写真上)。小至仏山を越えると雪渓が残り、お花は更に元気に咲きます。ミネウスユキソウ、チングルマ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、イワカガミ、
ミツバオウレン、
コシジオウレンそしてユキワリソウ、ハクサンコザクラ。

チングルマ(写真上)

シナノキンバイ(写真上)

ハクサンイチゲ(写真上)

イワカガミ(写真上)

ハクサンコザクラ(写真上)
オヤマ沢田代を越えて樹林帯の道を鳩待峠へ下っていく。今年は雪が多く雪解け間近で残雪もあった。お花の数は少なくなりますが、、、
イワナシ、タケシマラン、コミヤマカタバミ、エンレンソウ、ムラサキヤシオ、シラネアオイ、
オオカメノキ、ミヤマキンポウゲ、マイズルソウ、ユキザサ、ギンリョウソウ、、最後まで楽しみながら鳩待峠へ到着。

タケシマラン(写真上)

ムラサキヤシオ(写真上)

シラネアオイ(写真上)

ミヤマキンポウゲ(写真上)

マイズルソウ(写真上)

ギンリョウソウ(写真上)

13時33分、鳩待峠へ戻る。
やはり、至仏山のお花は素晴らしい。望郷の湯に立ち寄って汗を流して家に帰ろう。
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