
外秩父の稜線を北側から登り大霧山へ縦走(2021.02.10)。
ルートと実績
野上駅(7:24)⇒金ヶ嶽登山口(7:37)⇒金ヶ岳(8:06-08)⇒植平峠(8:37)⇒仙元峠(8:51)⇒塞神峠(8:59)⇒展望ポイント(9:10-16)⇒釜伏山(9:34-42)⇒釜山神社(9:50-51)⇒
釜伏峠(9:54)⇒登谷山(10:12-19)⇒皇鈴山(10:44-47)⇒愛宕山(11:02-12)⇒二本木峠(11:16)⇒秩父高原牧場⇒粥仁田峠(11:57)⇒大霧山(12:23-36)⇒桧平(12:52)⇒旧定峰峠(13:00)⇒
定岳寺(13:27)⇒定峰神社(13:35)⇒定峰橋バス停(13:43)
1)歩行時間:6時間19分(休憩・軽食含む)
2)歩行距離:約20.6Km(沿面)
3)累積高度:約1300m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4+TAMRON24mmF2.8,α7R3+TAMRON70-180mmF2.8
5)その他:単独、定峰橋バス停から道の駅ちちぶ間の徒歩6.3Km/1時間15分は含まず
6)ルートマップ参照
寄居辺りを流れる荒川から南に立ち上がり丸山まで連なる山々をこのブログでは外秩父稜線と呼んでいる。9年前に長瀞駅からこの稜線に登り大霧山まで歩いた。稜線では随所で展望が開けたと記憶、、再び歩きたくなった。
今回は野上駅から歩き始めて金ヶ岳と釜伏山を加えて大霧山まで歩いた。視界はとても良好で浅間山、日光の山々までくっきりと展望できた。
金ヶ岳から釜伏山そして釜山神社
野上駅より東に歩き法善寺隣の金ヶ岳登山口より山中に入り、30分程で金ヶ岳に着く。麓から見上げる金ヶ岳は尖がった山容で展望を期待したが春日神社が建つのみ。小さな尾根沿いの山道を更に東へ30分程歩くと外秩父稜線上の植平峠に着き、ここより稜線を南下、ピークを踏みながら大霧山を目指す。

仙元峠を越えて塞神峠に着くと、一旦車道を歩く。ここまで歩いてくると展望が開けだして右手冬枯れの木々間からは両神山等の山々が確認できる。途中、東屋が建つ展望ポイントがあった。ザックを下ろして山々を見渡す。正面には両神山と城峯山、、手前には破風山、宝登山が良く見えます(写真上)。

右奥には、、雪をまとった浅間山が聳え、右には鼻曲山や浅間隠山、左には御荷鉾山です(写真上)。眼下には長瀞の街並み、街の背後の尾根はよく歩く長瀞アルプスの尾根ですね。

車道をさらに進み釜山神社の標識に従って山道に入り途中、釜山神社の分岐を見送って左側の釜伏山へ向かう。山頂には釜山神社奥社が祀られ(写真上)、少し北側に歩くと展望ポイントがあった。浅間山、赤城山そして
日光連山を眺めたら、分岐まで戻って
釜山神社へ下った。
好展望の登谷山
登谷山周辺は太陽光パネルや電波中継塔等の人工物が多く、山深さは感じられないが展望は良い。

山頂からは関東平野から
日光・上州の視界が良い。望遠ズームで鐘撞堂山と日光連山をとらえる(写真上)。

赤城山、、、左奥の雪山は武尊山だろうか(写真上)。

先々週に縦走した陣見山背後の谷川連峰には少し雪雲がかかっている(写真上)。登谷山の山頂を少し下った牧草帯からは西側の展望が大きく開ける。ここは
本日一番の大展望だった。
皇鈴山・愛宕山を越えて粥仁田峠へ
皇鈴山の山頂には東屋があり、両神山等が展望でき落ち着いた雰囲気だった。東側は皇鈴山展望台と記され駐車場も完備、、車で乗り着けた方が展望を楽しんでいた。
愛宕山で軽食をとって下ると二本木峠だった。ここから粥仁田峠付近まで長い車道歩きだったが高原の雰囲気を味わいながらの歩みは悪くはない。

大霧山が見えてきた(写真上)。手前の草原付近が秩父高原牧場、大霧山の背後には笠山、堂平山、丸山そして武甲山が聳える。

粥仁田峠手前の車道付近で北から西の展望が大きく開けた(写真上)。登谷山直下で眺めた山々とそれほど変わらないが、突然の展望に小さな感動を覚える。
大霧山に登り旧定峰峠から下山
大霧山に辿り着くのは午後になるだろうから霞んでしまうと思ったが日光連山まで綺麗に展望できた。この山からの展望は良いですね・・改めて実感した(
日光連山~浅間山、
浅間山~甲武信ヶ岳、
両神山~武甲山)。
前回は粥仁田峠に戻って更に蓑山を越えて親鼻駅に下山だったが、今回は旧定峰峠まで進んで定峰橋バス停に下山する。時刻的にバスは無いから更に6Km以上先の「道の駅ちちぶ」まで歩いて自家用車回収となるだろう。

野上駅より5時間歩き大霧山の山頂を踏む。北側を眺めると歩いてきた外秩父稜線や日光・上州等の山々(写真上)、、歩いてきて良かったと感じます。

大霧山を越えて笠山、堂平山、剣ヶ峰等を眺めながら牧草際の道を進む(写真上)。
あとは旧定峰峠から45分、、稜線下って定峰橋のバス停に下山する。
総時間6時間19分、釜山神社から粥仁田峠付近までは車道が並行しているのでピークハントは容易ですが自分の足で歩き展望し、大霧山に辿り着けば達成感は高いと思います。
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