
真夏の燧ヶ岳、キンコウカ咲く熊沢田代・広沢田代(2021.08.03)。
ルートと実績
一ノ瀬休憩所(5:13)⇒岩清水⇒三平峠(6:00)⇒三平下(6:14)⇒長蔵小屋(6:31)⇒長英新道口(6:51)⇒ミノブチ岳(8:42-46)⇒俎嵓(9:09-17)⇒柴安嵓(9:33-51)⇒俎嵓(10:09-11)⇒熊沢田代(11:02-06)⇒広沢田代(11:35-39)⇒御池(12:15)---シャトルバス乗車他---沼山峠(12:46)⇒大江湿原⇒尾瀬沼VC(13:47)⇒三平下(14:06)⇒三平峠(14:20)⇒岩清水⇒一ノ瀬休憩所(14:58)⇒大清水(15:34)
1)歩行時間:9時間50分(休憩含む/シャトルバス乗車時間等含まず)
2)歩行距離:約26.1Km(沿面)
3)累積高度:約1465m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4,α7R3
5)レンズ:TAMRON35mmF2.8,TAMRON70-180mmF2.8
6)その他:単独
7)ルートマップは2017.09.25(燧ケ岳...草紅葉)と同じです
ニッコウキスゲ咲くころに燧ヶ岳に登りたいと思ったが8月になってしまった。見頃は完全に過ぎたであろうが熊沢田代や広沢田代まで足を運べばキンコウカが見頃であろう。
4年ぶりに大清水から燧ヶ岳に登り、熊沢田代、広沢田代、大江湿原を巡ろう。

大清水始発のシャトルバス乗車で一ノ瀬より歩行する。今日は長丁場なのでシャトルバスはありがたい。
途中、尾瀬沼湖畔からの燧ヶ岳展望は雲に閉ざされていたがミノブチ岳まで登ると雲は払われ始めて日光白根山が雲間から現れた(写真上)。

一ノ瀬より4時間弱にて燧ヶ岳・俎嵓の山頂に辿り着き、眼下の尾瀬沼と日光の山々を展望する(写真上)。予報通り天気は回復したが南寄りの風が強烈て岩場に立っていられない。山頂北側で強風を避けながら
北側のパノラマ展望を楽しむ。

柴安嵓へ向かう鞍部には見頃のコバイケイソウが群生している(写真上)。この時期に綺麗なコバイケイソウに出逢えるとは。。。鞍部に遅くまで残っていたであろう雪渓のお陰かな。。

燧ヶ岳最高峰の柴安嵓に辿り着き尾瀬ヶ原と至仏山を展望する(写真上)。西側は強い南風に流される雲で展望はよろしくない。ハイマツ際に座って軽食をとりながら粘るが雲が払われることは無かった。

俎嵓に戻り御池側へ向かう。そして、本日のお目当ての光景・・・熊沢田代の直前まで下る(写真上)。木道の先に二つの池塘を抱く熊沢田代と背後に聳える会津駒ケ岳・・・絵になりますね。

木道際のタテヤマリンドウ(写真上)。

キンコウカは見頃(写真上)。

熊沢田代の池塘際に置かれたベンチ(写真上)。独り占めのもったいない光景・・
池塘越しに眺める平ヶ岳と越後の山。

ベンチを後に振り返る燧ヶ岳(写真)。名残惜しい気持ち。

一段下って広沢田代(写真上)。ここのキンコウカも見頃。
ここから、歩きにくい岩の急斜面を30分下って御池に辿り着き、沼山峠行のシャトルバスに乗車した。

沼山峠のベンチで二回目の軽食を済ませ、大江湿原に下る。途中、花は少なくゴゼンタチバナは実に成りかけていた(写真上)。

大江湿原に下ると燧ヶ岳が良く見えた(写真上)。

三本カラマツと尾瀬沼が近づいた(写真上)。ワタスゲとニッコウキスゲが終わり主役はコバギボウシかな・・登山者も少なく何となく寂しく感じる。でもね・・これもまた堪らないのです。

立派なコオニユリの株です(写真上)。
タカネアオヤギソウ、
サワギキョウ、オタカラコウ、マルバダケブキ等々も共演していた。

長蔵小屋湖畔から眺める燧ヶ岳(写真上)。
あとは、三平峠を越えて、岩清水で喉を潤し、大清水まで歩きました。
総時間9時間50分程。私にとっては長いルート、、歩き切れてよかったです。
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