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富士山遥拝所@七面山・敬慎院
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竜喰山・大常木山・禿岩...軌跡を繋ぐ_2022.05.29


左奥高々と竜喰山@1883mピーク
奥秩父主脈縦走路の未踏区間を歩く山行(2022.05.29)。

ルートと実績 中川橋付近駐車スペース(6:59)⇒将監登山道入口(7:15)⇒牛王院下(7:40)⇒牛王院平(8:35)⇒将監峠(8:44)⇒1883mピーク(8:56-9:00)⇒竜喰山(9:29-30)⇒大常木山(10:22-28)⇒大ダル(11:01-02)⇒禿岩(11:35-12:00)⇒大ダル(12:31)⇒将監小屋分岐(13:41)⇒将監小屋(13:52)⇒牛王院下(14:33)⇒将監登山道入口(14:50)⇒中川橋付近駐車スペース(15:08)
1)歩行時間:8時間09分(休憩・休憩含む)
2)歩行距離:約21.7Km(沿面)
3)累積高度:約1427m(iphone8Plus)
4)カメラ:α7R4
5)レンズ:FE PZ16-35mmG,TAMRON70-180mmF2.8
6)その他:単独
7)ルートマップ参照

8年ほど前から奥秩父の主脈縦走路を歩きたいと思い、分割で軌跡を繋げて来た。今回は三瀬より入山して未踏区間の将監峠から禿岩(飛龍山直下)を往復、、往路は稜線上の竜喰山と大常木山を越えて禿岩へ登り返し、帰路は稜線の南側の縦走路を利用した。

牛王院平手前で振り返り富士山
今日は天気の良い週末、作場平や三瀬付近の駐車場や駐車スペースは満車寸前、7時過ぎには満車になるだろう。ここは4年ぶりの山域、この混雑は想定以上だ。
6時半過ぎに中川橋付近の駐車スペースに停めて将監登山口より入山、牛王院平手前まで登ると視界が開け始めて背後には端正な富士山がお出ましです(写真上)。
富士山と南アルプス@1883mピーク
将監峠の直ぐ先から竜喰山へ向かい、先ずは笹の斜面を直登して前衛の1883mピークに登り上げる。足元に将監小屋、牛王院平、大菩薩から倉掛山の稜線、そして遥か富士山と南アルプスの大展望(写真上)。左手には、これから越える竜喰山が高々と展望できます。
アズマシャクナゲを見上げる
時折開ける南側の展望を眺めながら竜喰山を越えて大常木山へ向かっていくと見頃のアズマシャクナゲが綺麗に咲き始めます(写真上)。こちら・・シャクナゲもう一枚
山頂はこの岩場を越えた直ぐ先にある
大常木山は小さな岩峰(写真上)、両側は切れ落ちていますがスタンスは確保できますので慎重に越えていきます。
リンノ峰、東仙波、カバアノ頭、和名倉山@大常木山
大常木山の山頂は北側の展望が良く、東仙波・和名倉山(写真上)や雲取山から霧藻ヶ峰の稜線が展望できます。
足元にコイワカガミ
大常木山を越えても暫くは小さな岩稜があるので気を抜けません。急斜面の足元に咲くコイワカガミ(写真上)やアズマシャクナゲが印象的。

岩稜を越えて大ダワに下ると縦走路に出合います。ここからは縦走路を標高で150mほど登り返して禿岩に辿り着く。ここは多摩川水源山域では西御殿山と並び屈指の展望ポイント。ザックをおろして軽食をとりながら大展望を楽しむ。
足元から広がる山々・・大菩薩、三窪高原の稜線、富士、南アルプス@禿岩
新緑の山々の先に富士山と南アルプス(写真上)。
奥秩父の山々@禿岩
右側には奥秩父最深部の山々(写真上)、右手前には歩いて来た稜線(竜喰山、大常木山)。
前飛龍の背後に丹沢と奥多摩の山々@禿岩
左側には眼下の前飛龍、その先には奥多摩の山々、丹沢の山々も薄っすらと確認できます(写真上)。
ワチガイソウ
禿岩からの展望を堪能したら縦走路を折り返します。帰路はコミヤマカタバミ、バイカオウレン、ミツバツツジ、そしてワチガイソウ(写真上)等を鑑賞しながらゆっくりと歩みます。稜線の南側に設けられた縦走路は標高1850m前後でアップダウンは少ないですがガレ場や高巻の崩落帯等も通過します。
鹿さんは固まっていて撮りやすい
将監小屋分岐辺りでは鹿に出合いました(写真上)。人慣れしている様で、こちらを見つめて動きません。

あとは小屋から広い将監登山道を1時間程下り、最後は一之瀬林道を20分ほど歩き自家用車着。総時間8時間09分/総距離22Km弱。長い山行で少々疲れたが、新緑、好展望、岩稜に綺麗なアズマシャクナゲが加わり、大変満足な一日となりました。
残る未踏区間は国師ヶ岳・甲武信ヶ岳区間、、、ここは日帰りでは少々手ごわいですね。

撮影した写真のアルバム
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