
ホソバヒナウスユキソウを鑑賞しようと谷川の朝日岳へ(2022.06.26)。
ルートと実績
白毛門登山口駐車場(6:47)⇒松ノ木沢の頭(8:43-45)⇒白毛門(9:27-31)⇒笠ヶ岳(10:22-29)⇒朝日岳/朝日ヶ原散策(11:40-12:30)⇒笠ヶ岳(13:34-37)⇒白毛門(14:20-29)⇒松ノ木沢の頭(15:01-02)⇒白毛門登山口駐車場(16:35)
1)歩行時間:9時間48分
2)歩行距離:約14.5Km(沿面)
3)累積高度:約1820m(iphone8Plus)
4)カメラ:α7R4
5)レンズ:FE PZ16-35mmG,TAMRON70-180mmF2.8
6)その他:単独
7)ルートマップは2014.06.23(白毛門・笠ヶ岳・朝日岳)とほぼ同じです。
ホソバヒナウスユキソウを最後に鑑賞したのは2018年の7月(至仏山)だった。久しく鑑賞してないので谷川連峰の朝日岳に登って逢いに行こう。
今日は梅雨前線が東北地方まで北上して猛暑となったが上越国境の山々は南西風の影響か雲が多かった。高山植物は白毛門を越えると沢山咲き始め、朝日ヶ原ではチングルマやハクサンコザクラ等が見頃。お目当てのホソバヒナウスユキソウは朝日岳手前から山頂まで咲き誇り堪能できた。

今日は家庭の事情で早立ちは出来ず白毛門登山口駐車場6時48分発。大半の登山者は既に出発済みであった。序盤の急斜面中盤で見上げる谷川岳(写真上)。

今日は弱い日差しで南寄りの風が強いが樹林帯は蒸し暑く、おまけに羽虫が多い。駐車場より2時間40分、額から滴り落ちる大汗で白毛門の辿り着き一息。ここからはお花が沢山・・・アカモノ(写真上)、ミツバオウレン、タムシバ、マイズルソウ、オオカメノキ、ベニサラサドウダン等が咲き競ってます。羽虫がさらに増えて大群で襲って来るのは辛いですが・・

笠ヶ岳に辿り着き谷川岳から武能岳を眺める(写真上)。ガスが上がって稜線にかかり、背後の苗場山が隠れそうだ。

笠ヶ岳から一旦下って大烏帽子に登り返して朝日岳を目指す。稜線には様々な花が咲き苦しくも楽しい歩みです。タテヤマリンドウやイワカガミ(写真上2枚)そして、、コケモモ、オノエラン、ニッコウキスゲ、ヒメイワカガミ、ウラジロヨウラク、ナエバキスミレ等々。。

大烏帽子の稜線を進み朝日岳が近づく、背後には雪を抱いた越後の名峰、足元にはホソバヒナウスユキソウが咲き始める(写真上2枚)。こちら
ホソバヒナウスユキソウの群生。

駐車場より4時間50分程で朝日岳4度目の
登頂を果たし、祠祀られた岩場から歩いて来た稜線や谷川岳を眺め一息(写真上)。

足元にはイワゼキショウやキバナノコマノツメ(写真上2枚)やホソバヒナウスユキソウが沢山咲いていました。

越後の山々を眺めながら朝日ヶ原へ向かいジャンクションピーク手前まで散策(写真上)。

朝日ヶ原にはチングルマ、ハクサンコザクラ(写真上2枚)、そしてイワイチョウが咲いていました。

ジャンクションピーク手前まで歩くと清水峠、七ッ小屋山、大源太山が展望できた(写真上)。今の時刻や体力だと、あの辺りまで歩いて下山するのはチョット無理ですね。秋には蓬峠辺りまで歩きたいものです。

朝日岳の山頂に戻り軽食。青空が一番多い時間帯に朝日岳に滞在出来て幸運。大烏帽子や谷川岳を眺めながら12時半下山開始。松ノ木沢の頭辺りまで下ると脚が限界に近づいたのでペースダウン、、朝日岳より4時間をも要して白毛門登山口駐車場へ下山。
総時間9時間48分、5日前の中ノ岳と同様に急登で脚に堪えたが、沢山のお花に出合えて満足だった。羽虫が凄かったな・・・黒い脹脛サポータ辺りを8ヵ所程刺されて腫れている。自家製の虫除けが殆ど効かないな、、黒い所に集中攻撃してくるので対策しないと・・・
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撮影した写真のアルバム
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