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双六岳より観る槍ヶ岳
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白馬岳...またしてもガス_2022.08.09


白馬頂上宿舎とガスに隠れた杓子岳@白馬岳直下
白馬岳の天気予報が晴れとでたので大雪渓を登ったが、稜線は強風でガスだった(2022.08.09)。

ルートと実績 猿倉荘(4:34)⇒白馬尻小屋跡(5:28-33)⇒大雪渓取付(5:47-53)⇒大雪渓⇒秋道取付(6:57-7:00)⇒避難小屋(7:57)⇒標高2553m(8:18-24)⇒白馬岳頂上宿舎(8:50-53)⇒白馬山荘(9:13)⇒白馬岳(9:31-36)⇒白馬山荘(10:03)⇒丸山手前Uターン⇒白馬岳頂上宿舎(10:32-38)⇒避難小屋(11:23-31)⇒秋道取付(12:10-16)⇒大雪渓⇒大雪渓取付(12:49-52)⇒白馬尻小屋跡(13:12-13)⇒猿倉荘(13:58)
1)歩行時間:9時間24分
2)歩行距離:約15.5Km(沿面)
3)累積高度:約1780m(iphone8Plus)
4)カメラ:α7R4
5)レンズ:FE PZ16-35mmG,TAMRON70-180mmF2.8
6)その他:単独
7)ルートマップは2014.07.15(白馬岳...憧れの大雪渓より)を参照

前夜8時に家を発ち途中、1時間程仮眠をとって深夜1時半に猿倉第一駐車場に着ける。駐車場は7割程埋まっており大半は宿泊組と思われる。白馬山荘営業自粛中でなければ更に駐車場は埋まると思われる。
2時間半程の短い睡眠をとって早朝4時半に猿倉発、大雪渓を登って白馬岳を目指す。前夜の山の天気予報は晴れで、疑いもなく大雪渓を登っていったが避難小屋付近まで登っていくと風が強くなり、標高2553mでウインドブレーカーを羽織る。稜線は完全にガスに包まれ、バランスを崩すほどの強風で寒く、、晴れる気配はない。あわよくば、白馬三山縦走と思っていたが白馬岳の山頂を踏んだら咲き誇る高山植物をユックリ鑑賞しながら登って来た道を下山。。

大雪渓中盤
大雪渓中盤(写真上)、頭上は青空。稜線はガスだが直ぐ吹き払われると確信していた。
秋道を下る登山者と眼下の大雪渓
大雪渓の最上部は既に秋道となっており、第2雪渓の横断は無い。振り返ると秋道を下る登山者と眼下の大雪渓(写真上)。生き物のように動くガスと雲海が綺麗です。
白馬岳頂上宿舎へもう少し
お花畑の登山道の先にガスに包まれた頂上宿舎が見える(写真上)。クルマユリ、ハクサンイチゲ他、沢山の高山植物が咲き競っているが強風で上手く撮影できない~。
砂浴びするライチョウ@白馬岳直下
ガスに包まれた山頂直下には砂浴びするライチョウ(写真上)。
お花畑の下山道
猿倉より5時間弱で白馬岳4度目の登頂を果たすが、更に強風で寒さも感じるので早々に直下へ下る。杓子岳や鑓ヶ岳は断念して、お花鑑賞をしながらユックリと登って来た登山道を下りました。

登山道際に咲くお花(抜粋)
ミヤマカラマツ
ミヤマカラマツ(写真上)。大雪渓取付き手前に沢山咲いていた。ピンク色が混じっていて綺麗です。
タカネナデシコ
秋道から避難小屋辺りに咲くタカネナデシコ(写真上)。
ウルップソウ
避難小屋手前に咲くウルップソウ(写真上)。稜線に咲くウルップソウは痛んだものが殆ど、こちらは数株のみで咲き始めであった。
ミヤマアケボノソウ
頂上宿舎付近や稜線で咲き始めたミヤマアケボノソウ(写真上)。紫色が何とも神秘的!初めて出逢いました。
イブキジャコウソウ
稜線付近に咲くイブキジャコウソウ(写真上)。
ミヤマクワガタ
稜線直下に咲くミヤマクワガタ(写真上)。
クルマユリ
クルマユリは避難小屋から頂上宿舎付近のお花畑に沢山咲いていた(写真上)。
ハクサンフウロの群生
風に吹かれて撮影難儀のハクサンフウロ(写真上)。

総時間9時間24分、雨には降られなかったが稜線は完全にガスに包まれていた。前夜の白馬岳の山天気予報は晴れだったので大外れ。雪渓を下るときに話した登山者も同じことを言っていた。強風で見逃したお花は多かっただろうが、それでも期待通り。ライチョウにも逢えたし、無事に下山できたから良しとしよう。。でも大変残念ン。。

撮影した写真のアルバム
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