
6月の山形遠征最終日は近くの..とある山に登ってから帰路に着く計画だったが、咲いているお花は本遠征で何度も鑑賞しているので計画変更。サンカヨウやヒメサユリが期待できそうな越後の二王子岳に立ち寄ります。この山は昨年の10月に初登頂したが天候が悪くて飯豊連峰の展望が叶わなかった・・このリベンジも兼ねます。
今日は季節外れの夏日で、油こぼしを越えた辺りから直射日光が注ぎ暑さが厳しくなりましたが、雪渓やお花に助けられながら登頂。山頂からは飯豊連峰の山並みも広がって昨年秋のリベンジもなりました。(2024.06.15)。
ルートと実績
二王子神社(6:56)⇒一王子避難小屋(7:59-8:03)⇒独標(8:44-47)⇒油こぼし(9:44)⇒三王子神社⇒二王子岳(10:36-58)⇒三王子神社⇒油こぼし⇒独標⇒一王子避難小屋⇒二王子神社(13:45)
1)歩行時間:6時間49分
2)歩行距離:約12.0Km(沿面)
3)累積高度:約1330m(fenix7Xpro)
4)カメラ:α7R5他
5)レンズ:FE20-70mmF4G,FE70-200mmF4G2
6)その他:連れ同伴
7)ルートマップは2023.10.26(二王子岳...展望と日差しが欲しかった)と同様です
最近は高い標高から、お花咲く登山道を登ることが多かった。でも今回は標高300m以下から延々と樹林帯を登る登山。
写真は二合目手前の樹林帯(写真上)、朝早いので気温は高くはないが風の弱い樹林帯は蒸し暑い。標高900m近くまで登っても殆どお花は咲かないが
ブナ林の道は日差しを遮り、時より風が通って気持ちが良いです。
独標を超えた辺りからマイズルソウやズダヤクシュが咲き始めて標高1100mを超えるとイワカガミが一気に咲き始めて華やかになる(写真上)。この辺りに咲くイワカガミは純白に近く、薄ピンクの長い雌蕊ようなものがあって可愛らしい。
ここまで、結実したサンカヨウの株をたくさん見てきて、サンカヨウは完全に終わってしまったと思いきや、、太陽の日差しを遮れる日陰に10株ほど咲き残り数株は花弁も綺麗(写真上)。嬉しい限りです。
油こぼしを超え、やや背の高い灌木帯。風を遮って日差し注ぐ登山道は辛い暑さとなるがお花畑などでは雪渓が残っていて助かります(写真上)。融雪間近の斜面に咲くショウジョウバカマが印象的。
二王子神社より歩き始めて3時間40分ほど、、二王子岳に辿り着く(写真上)。目前に広がる
飯豊連峰の山並みを眺め、軽食を摂って一息。
以下に、特に目を引いたお花を掲載。
山頂付近に咲くヒメサユリ(写真上)。一輪しか咲いていなかったが周囲には蕾が結構ありましたので、今後綺麗に咲くでしょう。
こちらも山頂付近に咲いていたニッコウキスゲ(写真上)。この花も咲いていたのは一輪のみ。この花もこれからでしょうね。
復路、、お花畑手前で花を探しながら下っていくとオオサクラソウに出逢う(写真上)。 奥の方のやや見上げるブッシュには、、あと数株咲いていたが、届かず。。オオサクラソウに出逢えたのは2018年の唐松岳以来、、とっても嬉しくなりました。
総時間6時間49分。ヒメサユリやオオサクラソウ等、、久しぶりに出逢えた登山。。連れにとっては暑くてキツイ登山だったが歩き切れて良かったです。
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撮影した写真のアルバム
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